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大みそか [魔女の季節便り]

月の魔女・小泉茉莉花です。

今年も残り後わずか。

毎月の最後をつごもり・みそかといいます。
一年の最後は大つごもり。
なので、12月の最後の日を大みそかといいます。

除夜の鐘がきこえてきたら、いよいよその年もおしまい。
人間の煩悩を追い払うためにつかれるという除夜の鐘。
人間の煩悩の数といわれる108っつきます。
年内に107、年をあけてから1っつくならわしです。

歳神様を寝てお迎えしては失礼なので、
除夜の鐘がなるまではおきていて、
鳴り終わったら、新年のあいさつをかわすのがよいのだそう。

年が明けたら、太陽と月の魔女ブログも4年目に突入です。
今年1年ご愛読いただきましてありがとうございました。
来年も太陽と月の魔女をよろしくお願いいたします。

来年の干支辰のように、天に向って昇っていくようなパワフルな年になりますように
お祈りしています。(写真は京都 天龍寺 法堂天井 雲龍図を描いたあぶらとり紙)
皆様、よいお年をお迎えくださいませ。
                          
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Christmas Eve [魔女の季節便り]

Merry Christmas!
月の魔女・小泉茉莉花です。

12月24日はChristmas Eve。
24日のイブはみんなでワイワイパーティ、25日のクリスマスは家族でというのが通例だったようですが、
日本でも、今年は家族でという方が多いのだそうです。
ちょうど週末というとてもいいカレンダーですものね。
                           
                          
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月の魔女は毎年恒例アドベントカレンダーを毎日あけて楽しんでいます。
アドベント(待降節)とはヨーロッパの人々にとっては一年中で一番大きなイベントである
クリスマスをもりあげていく準備期間のこと。
地方によって違いがありますが、11月26日以降の日曜日から約4週間というのが一般的です。

さらに12月5日にはST.Nicholas Night(聖ニコラウスの夜)。
ST.Nicholas とはサンタクロースのこと。
この夜に、小さい子供たちからの申し出をうけてクリスマスのプレゼントを
配りにいく予定をあらかじめ決めるのだそうです。
ST.Nicholas は心のきれいな人にだけしかプレゼントをくれないのだそうですが、
あなたのところにもやってくるかしら?

そして、12月24日はChristmas Eve
クリスマスイブの飾りにはかかせないひいらぎには魔よけの力があります。
クリスマスイブの夜にひいらぎの木のまわりを左右に7回づつまわると
その夜の夢の中に未来のパートナーがあらわれるというジンクスも。

ちなみに12月25日は新月。
皆様、楽しいクリスマスをおすごしくださいませ。
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冬至 [魔女の季節便り]

こんにちは太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

私たち太陽と月の魔女は一足早く12月18日に【ユール(冬至)のお茶会】を開きましたが、
実際の冬至は今日、12月22日。
ご存知の通り、1年中で最も昼が短く、夜が長い日です。
つまり太陽の力が1年中でいちばん弱まる日というわけですね。

古代の人は、このまま太陽が力を失ってしまうのではないかと
それはそれは恐れました。
しかし冬至の翌日から太陽はまた太陽は力を持ち直し、
昼は日一日と長くなっていきます。
これでひと安心というわけで、この日を冬至祭として盛大に祝ったとか。
そんな意味で、冬至は1年の終わりであり、また始まり。

冬至のことを「一陽来復」と言いますが、
これは陰が極まって陽に転じるという意味があります。
悪いことが続いたあとに運がツイてくるという意味もあるのですが、
まさにその日が冬至なのです。

農耕民族にとっては、太陽の光が再び回復し、復活再生するこの日は
大きな喜びであり、次の収穫が豊かであるようにと祈る日でもありました。

そう、冬至は古代の人々にとって1年の区切りだったのです。

古代ヨーロッパでは、そして現在も北欧では、冬至をユールと呼び、
冬至祭として祝います。
実は日本でも同じ。
たとえば伊勢神宮。
冬至の日には内宮の宇治橋の手前にある鳥居のちょうど真ん中に
冬至の朝日が昇ります。
神聖な神宮の、その入り口の真ん中に昇りゆく太陽…。
古代の日本人がどれほど冬至を大事に考えていたかがわかるでしょう。

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さて、冬至にはカボチャを食べ、ユズ湯に入ります。
カボチャは、野菜の少ない冬の栄養補給のため。
ユズは、その高い香りで邪気を払うという霊力があるから。
冬至のイベントとして、楽しんでくださいね。

新しい1年に太陽の恵みがありますように!


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ハロウィン [魔女の季節便り]

月の魔女・小泉茉莉花です。

10月31日はハロウィン。 もともとは、天の諸聖人と殉教者をまつる
万聖節の前夜祭で、あらゆる鬼や魔が地上に戻り、わが者顔に飛び回る
と日して、 人々に恐れられていました。でも、今は楽しいお祭りの日。
子供たちが仮装して、「トリックオアトリート(もてなしかいたずらか)」
と言いながら各家をまわり、お菓子をもらい歩く姿がよく知られています。
精霊や魔女たちが地上に大集合し、超自然的なパワーが強くなるハロウィン・
ナイトはまさに魔法の夜です。
最近では、日本でもハロウィンの行事をおこなうところが多くなってきました。
                         
                      
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ハロウィンには未来の伴侶をみる方法がたくさんあります。

たとえば、ハロウィンの夜、灯りを消した部屋の中で、ろうそくを片手にリンゴを
かじりながら、そっと鏡をのぞきこんでみると、肩越しに未来の夫・妻が肩越しに
のぞきこんでいるのがみえる。

名前がしりたいあなたにはイギリスに古くから伝わる伝統的な魔法です。
ハロウィンの夜、部屋の灯りを消してから、
陶器の花瓶かツボの中にブルーの毛糸を投げ入れます。
その毛糸を糸巻きにどんどんまきとっていくと、
そのうち、まるで誰かが花瓶の中で毛糸玉をおさえているかのように、
毛糸がとまり、まきとれなくなります。
そのときすかさず、「押さえているのは誰?」と
きくと花瓶の中から未来の伴侶の声がきこえてくるはず。


お試しを!


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十三夜 [魔女の季節便り]

月の魔女・小泉茉莉花です。

10月9日は十三夜。
十五夜の日だけでなく、十三夜にもお月見をする習慣があります。
十五夜の日だけお月見をして、十三夜にしないことを「片月見」といって
縁起が悪いとすることもあります。
十三夜の別名は「豆名月」「芋名月」。
この日は豆や芋をおそなえするのでこうよばれるようになりました。
                         
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(写真は京都のお菓子やジュヴァンセルのお菓子、その名も芋名月と栗名月)

これから欠けていく満月よりも、美しいという人が多いという十三夜。
この日に是非夜空をみあげて、美しい月を愛でてください。


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十五夜 [魔女の季節便り]

月の魔女=小泉茉莉花です。

9月12日は十五夜。
十五夜の日が満月でないことも多いのですが、今年はジャスト満月。
十五夜は月が一年で一番きれいにみえる日。
月のパワーが最大になる日です。

毎年、太陽と月の魔女は一緒にお月見をします。
おそなえものを一緒に食べることによって絆が強くなるのです。
今年は魔女のお月見会を開催するので、参加してくださる皆様とも
同じものを食べて、絆を強くしたいと思っています。
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写真は月とうさぎのお菓子。
十五夜近くなるとこういうお菓子がお店にいっぱい並びます。
お月見団子のかわりに十五夜のお菓子を食べるのもいいですね。


万が一、十五夜の日が無月や雨月でも、雲のむこうから
月はパワーをおくってくれていますから、しっかり受け止めてくださいね。
特に、雨など水気を含むものは月に属していますから、
ムーンパワーがいっぱいです。

最後に十五夜の晩のジンクスをふたつ。
部屋の灯りを消して、月あかりだけで針に糸を通せたら、
おさいほうが上達する。
また、十五夜の晩にしぼったへちまの汁は肌を美しくしてくれる。
是非お試しを。


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七夕 [魔女の季節便り]

月の魔女・小泉茉莉花です

7月7日は七夕。
織姫と彦星の年に一度のデートの日。
織姫と彦星が夫婦であることはあまり知られていないこと。
結婚したら、ふたりで遊んでばかりで
ちっとも仕事しなくなってしまったので、
怒った天の神様が、織姫を天の川の西へ、彦星を天の川の東へと
引き離してしまったのです。
そして、まじめに働くなら一年に一度あわせてやろうということに
なりました。
その日、雨が降ると、水かさがまして、二人は会うことができません。
でも、どこからかかささぎが群れをなしてやってきて、翼を連ねて
橋になってくれて、二人をあわせてくれるのでした。

雨が降ったら会えないといわれているふたり、実はまじめに働いてさえ
いれば、神様の配慮で会うことができるのですね。
ちなみに、7月7日は今の暦では、梅雨だったりするので、雨が多いのですが、
旧暦でいえば8月で晴れた日が多い。現在の暦は実際の季節より一カ月くらい
ずれているので、そういう面でも旧暦=月にリズムで暮らすことをおすすめします。

                          
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七夕といえば、笹飾りが有名ですが、
最近では、お店の前などにもおいてあって、
短冊に願いごとをかくとちゃんと神社などに届けてくれたりします。
自分ではなかなか笹飾りを用意するのは難しいので、
そういうところにお願いするのもいいですね。

七夕については2010年7月7日の記事もご参照ください。


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夏越の祓(なごしのはらえ) [魔女の季節便り]

月の魔女・小泉茉莉花です。
6月と12月の晦日におこなわれるのが大祓。
しらずしらずのうちにたまった半年分の罪や穢れを祓う行事です。
6月の大祓を夏越の祓(なごしのはらえ)、12月の大祓を年越しの祓(としこしのはらえ)と
よんでいます。
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6月もおわりに近づく頃、神社の境内には草で編んだ大きな輪が飾られます。
これが茅の輪。
神社におまいりにいって、この輪をくぐると半年分の罪や穢れを祓っていただけるとされています。
茅の輪の起源について、次のような話が残っています。
神代の昔、スサノオの尊が南海の方へお出ましになる途中、あるところで
お泊りになろうとして、土民の蘇民将来(そみんしょうらい)、巨旦将来(こたんしょうらい)兄弟に
宿を求められました。
そのとき、弟の巨旦将来は、裕福でしたが、その申し入れを拒みましたが、
兄の蘇民将来は貧しかったけれど、スサノオの尊をお泊めし、
出来る限りおもてなしをしました。
その数年後、スサノオの尊は再び蘇民将来の元を訪れ、
「もし、天下に悪疫が流行した際には、ちがやをもって輪を作り、
これを腰につけておけば免れるであろう」と教えました。
その後、悪疫が流行しましたが、
蘇民将来の家族はその通りにしたので助かりました。
この話に基づいて、蘇民将来と子孫と書いて、茅の輪を
門口につるせば、災厄を逃れるという信仰が生じ、
夏越の祓の信じに茅の輪を作ってこれをくぐるようになりました。
茅の輪をくぐるときには
「みなつきのなごしのはらへするひとはちとせのいのちのぶといふなり」と唱えるといいのだそう。

太陽と月の魔女は今年お参りした西宮神社から、
夏越の祓のご案内をいただいたので、申し込みました。
西宮神社ではお祓いをしていただくと茅の輪守(写真)を授与してくださいます。
もちろん、夏越の大祓に実際に参列させていただくのが一番ですが,
時間的に難しい場合は、そういう方法で夏越の祓をしていただくのもおすすめです。


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夏至(mid summer ミドサマー) [魔女の季節便り]

こんにちは太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです

6月22日は夏至。
ご存知のとおり、一年中でいちばん昼が長い日です。
魔女たちは年間に8回のサバト(祝祭)を行いますが
その中のひとつが夏至であり、ミドサマーと呼ぶサバト。

ケルトの人々、あるいは古代ヨーロッパの人々は
太陽の光を存分に浴びて、地上に生きとし生けるものが活力を増し、
豊かな実りを得られるようにと祈り、
夏至の日であるミドサマーを祝祭としていました。
ところが長い歴史の中で、キリスト教が力を持つようになると、
その結果、ミドサマーは聖ヨハネの生誕を祝う聖ヨハネ祭に組み込まれ、
聖ヨハネの誕生日がミドサマーの日とされたのです。


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(イラスト・武井美砂)
                          


夏至は、太陽の力が最も強い日ですが、
妖精たちの持つパワーもまた最も強まる日だと言われていて、
妖精たちは森に集まり、パーティを開く。
…それがシェークスピア『真夏の夜の夢』に描かれた世界です。

また、野山に繁る薬草も、1年中でいちばん強い生命力を宿すため、
薬草摘みをする日とも言われています。

そして魔女たちは、最もパワフルになった太陽をたたえます。
丘の上で大きな焚火をしながら、
太陽のもとで全ての命が輝きを増し、
大地に育つたくさんの命が大きな実りとなりますように…と祈ります。
太陽の熱と光の強さをたたえ、万物の成長を願い、
太陽と自然の力に感謝をささげるのです。
そしてまた、その年の豊作を祈るのです。

日本ではこの時期、梅雨空のことが多いため、
ミドサマーのお祝いにはそぐわしないように思えますが、
ヨーロッパでは1年のうちで最も美しい季節。
明るい日の光を浴びて、木々は緑の葉を光らせ、夏の花がいっせいに咲き、
まさにお祝い日和なのでしょうね。

夏至の日のおまじないをひとつ。
ご自分の守護木がわかればそれに、わからなければ古木に触れてください。
植物の持つパワーが最大になる夏至。
木があなたにパワーを与えてくれ、幸運を届けれくれるでしょう。

夏至の日の太陽を全身に浴び、ぜひエネルギーをいただいてくださいね。



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端午の節句(こどもの日) [魔女の季節便り]

月の魔女・小泉茉莉花です。

5月5日は端午(たんご)の節句、子供の日。
3月3日の雛祭りが女の子の節句であるのに対して、端午の節句は男の子のためのお祝いの日。
もともとは、旧暦5月(新暦では6月)の梅雨の頃の行事で菖蒲の葉を飾って、
邪気を払ったことから「菖蒲の節句」ともよばれ、「菖蒲」の音が「勝負」に通じることから
江戸時代ぐらいから男の子の成長を祝う節句になったのだそう。
                               
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端午の節句といえば、こいのぼり。
こいのぼりは天の神様に男の子の誕生を知らせ、
「守っていただけるように」お願いするための目印といわれています。
5色のふきながしは五行説に由来するもので、色は赤、青、黄、白、黒(紫)が一般的、
魔除けの意味があります。
昔は、武士は武者人形やのぼり旗を飾り、
庶民はのぼり旗の代わりにこいのぼりを立てたのだそう。

また、端午の節句にかかせないお菓子といえばちまきと柏餅。
柏の葉は新芽が育つまでは古い葉がおちないことから、
子孫繁栄を意味する縁起のいい食べ物として江戸時代ごろから
節句のお菓子として広まりました。

季節のお菓子を食べて、季節の行事をとりおこなう。
日本中の子供たちに、そんな日常が一日も早く戻りますように、お祈りしています。

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