SSブログ

冬至 [魔女の季節便り]

こんにちは太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

私たち太陽と月の魔女は一足早く12月18日に【ユール(冬至)のお茶会】を開きましたが、
実際の冬至は今日、12月22日。
ご存知の通り、1年中で最も昼が短く、夜が長い日です。
つまり太陽の力が1年中でいちばん弱まる日というわけですね。

古代の人は、このまま太陽が力を失ってしまうのではないかと
それはそれは恐れました。
しかし冬至の翌日から太陽はまた太陽は力を持ち直し、
昼は日一日と長くなっていきます。
これでひと安心というわけで、この日を冬至祭として盛大に祝ったとか。
そんな意味で、冬至は1年の終わりであり、また始まり。

冬至のことを「一陽来復」と言いますが、
これは陰が極まって陽に転じるという意味があります。
悪いことが続いたあとに運がツイてくるという意味もあるのですが、
まさにその日が冬至なのです。

農耕民族にとっては、太陽の光が再び回復し、復活再生するこの日は
大きな喜びであり、次の収穫が豊かであるようにと祈る日でもありました。

そう、冬至は古代の人々にとって1年の区切りだったのです。

古代ヨーロッパでは、そして現在も北欧では、冬至をユールと呼び、
冬至祭として祝います。
実は日本でも同じ。
たとえば伊勢神宮。
冬至の日には内宮の宇治橋の手前にある鳥居のちょうど真ん中に
冬至の朝日が昇ります。
神聖な神宮の、その入り口の真ん中に昇りゆく太陽…。
古代の日本人がどれほど冬至を大事に考えていたかがわかるでしょう。

伊勢神宮・冬至の日の出.jpg


さて、冬至にはカボチャを食べ、ユズ湯に入ります。
カボチャは、野菜の少ない冬の栄養補給のため。
ユズは、その高い香りで邪気を払うという霊力があるから。
冬至のイベントとして、楽しんでくださいね。

新しい1年に太陽の恵みがありますように!


posted by taiyonomajo at nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:占い

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。