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魔女のハーブ 第30回 リンデン [魔女のハーブ]

こんにちは。
太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

魔女と言えばハーブを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
そう、ハーブ魔女を名乗る方もいるわけですし。
というわけで魔女がよく使うハーブをご紹介していきましょう。
第30回は、リンデン。別名ボダイジュ(菩提樹)。

s-リンデン.jpg


原産地はヨーロッパ。
菩提樹として親しまれているハーブですが、
お釈迦様がその木の下で悟りを開いたという逸話の菩提樹とは
また別の種類。
そちらはクワ科のインドボダイジュ。
今回、ご紹介するのはシナノキ科です。

花、茎、木部を利用します。
とくに花で作られるハーブティーは鎮静効果があり、
不眠症や片頭痛に聞くと言われています。
さらに消化促進、発汗作用などがあるため、
風邪の引き始めに飲むといいのだそう。
就寝前にもおすすめで、深く良質な眠りを得られるとか。

木部には浄化作用があるため、
体内にたまった老廃物を押し出してくれる力も持っています。

夏に花をつけますが、
その甘い香りに誘われてミツバチがやってきて花蜜を吸い、
たいへん質のいいのハチミツがとれるのだそうです。

冬に植え付け、夏に花を収穫するハーブです。


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魔女のハーブ 第29回 ローズヒップ [魔女のハーブ]

こんにちは。
太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

魔女と言えばハーブを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
そう、ハーブ魔女を名乗る方もいるわけですし。
というわけで魔女がよく使うハーブをご紹介していきましょう。
第29回は、ローズヒップ。

s-ローズヒップ.jpg



ヨーロッパからアジアにかけての北半球が原産地。

ローズヒップとは、バラの実のこと。
バラとひと口に言ってもさまざまな品種がありますが、
どんなバラでも必ず実をつけますから、
それがすなわちローズヒップ。
中でもドッグローズという種類のバラの実をハーブとして使うことが多いようです。
その昔、ギリシア・ローマ時代には狂犬病に効果を発揮すると信じられたことから
ドッグローズと名付けられたのだとか。
また18~19世紀には実際に狂犬病治療にも使っていたと言われます。

「ビタミンCの爆弾」と呼ばれるほどビタミンCが豊富で、
その含有量は植物の中でも一番多く、レモンの20倍とか!

ローズヒップにはビタミンCのほかにも
ビタミンA、ビタミンE、ビタミンPなどがたくさん含まれ、
摂取すると美肌作りに役立つそう。

またティリロサイドというポリフェノールも含まれていて、
皮下脂肪、内臓脂肪ともに燃焼を促してくれると言います。

ハイビスカス、あるいはローゼルとブレンドして、
ハーブティとして飲むのが一般的。
ローズヒップのオイルには保湿効果があるため、
化粧品、スキンケア用品に使うことも多いようです。

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魔女のハーブ 第28回 サフラン [魔女のハーブ]

こんにちは。
太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

魔女と言えばハーブを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
そう、ハーブ魔女を名乗る方もいるわけですし。
というわけで魔女がよく使うハーブをご紹介していきましょう。
第28回は、サフラン。

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小アジアから地中海沿岸にかけてが原産地の多年草。
クロッカスの花に似ていますが、それもそのはず、
正真正銘、クロッカスの仲間。
サフランクロッカスという別名も持っています。
発汗、健胃、通経、鎮痛の効果があり、
古くから薬用として使われてきました。

ハーブとしては、雌しべを使います。
秋、花が開いたらその直後、朝霧が降る前に花を手で摘み取って
雌しべを取り出し、乾燥させます。
3万の花からわずかに100グラムしか採れないのだそうで、
値段が高いのも道理!
ハーブの中では最も高価なんだとか。

また、その鮮やかな黄色い色や、独特の風味があることから、
魚介類料理、米料理によく合うため、
ブイヤベース、パエリアなどに使われています。
油には溶けないため、少量のぬるま湯に浸して、色と香りが出てから
その溶液を材料に加えます。
地中海沿岸でよく利用されているハーブと考えていいでしょう。


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魔女のハーブ 第27回 ティーツリー [魔女のハーブ]

こんにちは。
太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

魔女と言えばハーブを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
そう、ハーブ魔女を名乗る方もいるわけですし。
というわけで魔女がよく使うハーブをご紹介していきましょう。
第27回は、ティーツリー。

ティーツリー.jpg


ティーツリーツリーの原産地は、オーストラリア。
古くからオーストラリアの先住民アボリジニによって
キズの治療薬として使われてきました。
ティーツリーの葉を潰して患部につけ、
その上から粘土パックで覆う、という使い方をしていたようです。

現在では水蒸気蒸留によって精製された精油を使っています。
抗真菌、抗細菌、抗感染作用などがあり、
アロマテラピーでは主要な精油のひとつ。

ところで。
オーストラリアには、古くから治癒力が高いという湖があります。
その湖に体を浸すと、様々な病気が治ると言われ、
多くの病人を呼び寄せています。
種明かしは、湖の岸にたくさんのティーツリーが生い茂り、
水面にその葉を浸しているのです。
太陽の光が差すと、ティーツリーのエキスが溶け出し、
治癒力の高い湖水となる、というわけ。

精油を原液のまま使うのもいいし、
薄めて使うのもアリでしょう。
ニキビ、のどの痛み、咳や気管支炎、帯状疱疹、水疱瘡、手荒れ、水虫…
実にたくさんの効用があります。

月桂樹に似たスパイシーな香りを放つ、フトモモ科の植物です。


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魔女のハーブ 第26回 アニス [魔女のハーブ]

こんにちは。
太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

魔女と言えばハーブを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
そう、ハーブ魔女を名乗る方もいるわけですし。
というわけで魔女がよく使うハーブをご紹介していきましょう。
第26回は、アニス。

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ギリシア、シリア、エジプトが原産地の1年草。
草丈60センチほどで、初夏になると白い小さな花をつけます。

紀元前4000年頃の古代エジプトでは、王侯貴族たちの死体防腐剤として
クミンとともにアニスを使っていたそうです。
また古代ローマでは消化促進のために、
宴会の後、アニス入りのケーキを食べていたと言われます。
これがウエディングケーキのルーツ。

このように地中海沿岸では遠い昔から
上記の消化促進をはじめ、咳止め、利尿など薬用の目的で
アニスを栽培していたようです。
しかし最近の研究によれば、その香りの強さほどには薬効性は乏しいそうで、
むしろ、その爽やかな芳香を活かして、
食事の臭み消しや、子供の食欲増進のために使われているようです。

葉と種は甘くてスパイシーな香りが特徴で、
ケーキやクッキーに混ぜ込んだり、スープの香りづけに。

葉や花はサラダ、魚料理に使うことが多いよう。

根は煮込み料理に。

種はお菓子やリキュールなどの香りづけとともに、
お茶としても利用します。

このようにアニスは花から種、根まですべてを利用できるすぐれもののハーブなのです。

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魔女のハーブ 第25回 イタリアンパセリ [魔女のハーブ]

こんにちは。
太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

魔女と言えばハーブを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
そう、ハーブ魔女を名乗る方もいるわけですし。
というわけで魔女がよく使うハーブをご紹介していきましょう。
第25回は、イタリアンパセリ。

イタリアンパセリ.jpg



地中海沿岸が原産の2年草。
古代ギリシア・ローマ時代から利用されてきたハーブで、
現在は主にイタリア料理で香味野菜として使われていますが、
かつては薬として扱われていたようです。
また、戦の勝者に対して、
その勇気と活躍とを讃え、祝福するために冠にして与えたとも言われています。

日本で普及している縮れたパセリ(モスカール種)と比べると
葉が平べったく、風味や香りはソフト。
βカロテン、ビタミンC、カルシウムなどを主として、
ビタミンやミネラルが豊富。

香りの元となる精油成分であるアピオールは
胃腸の状態を整え、
食欲増進、疲労回復、解毒、食中毒予防、口臭予防などの効果があります。
とくにイタリア料理に多用されるニンニクを食べたあとに
イタリアンパセリの生葉を食べると口臭を防げるのだとか。

料理の香りづけにもよく利用されています。
葉をすりつぶしたり、細かく刻んでソースやドレッシングに。
サラダに。
肉や魚の臭い消し効果を期待してブーケガルニにも。
茎をみじん切りにして、さまざまなソースに散らしたり。
実に幅広く利用されています。

料理だけでなく、お茶、染色にも使われ、
応用範囲が広いハーブです。
ただし妊娠中の摂取は控えるべきと言われています。

収穫期間は、初夏から翌年の2月頃までととても長期。
すぐれもののハーブなのですね。。


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魔女のハーブ 第24回 ディル [魔女のハーブ]

こんにちは。
太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

魔女と言えばハーブを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
そう、ハーブ魔女を名乗る方もいるわけですし。
というわけで魔女がよく使うハーブをご紹介していきましょう。
第24回は、ディル。

ディル.jpg


地中海沿岸や西アジアが原産の、1年草。
紀元前より薬用として利用されてきたようで、
健胃、鎮静作用があると言われています。
すっきりとした香りと、軽い辛みが特徴。

フェンネルとよく似た姿をしていますが、
ディルのほうがグレーがかった色をしていて、
フェンネルよりも繊細な印象があります。
種もまたフェンネルシードとよく似ていますが、
その風味はもうちょっと穏やかな感じ。

葉や花はピクルス液に入れたり、刻んでスープやサラダに。
種は魚料理のソース、パンやケーキなどの香りづけに。
お茶に利用することもあります。
茎は魚のスープなどに。
…と、多様な使い方があります。

デンマークやスウェーデンなどの北欧料理によく使われ、
ジャガイモ、卵、魚貝、ヨーグルト、サワークリームなどにぴったり。

9月10月は秋の種まきにふさわしい時期。
ちょうどこれから、ですね。
日当たりがよく、排水の良い場所を選び、
よく肥えた土に種を蒔きましょう。
株間をとって直まきで大丈夫。
草丈が20センチくらいになったら支柱を立ててやるといいそうです。

別名イノンド。
その黄色い花は切り花にしても愛らしく、魅力的です。



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魔女のハーブ 第23回 クレソン [魔女のハーブ]

こんにちは。
太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

魔女と言えばハーブを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
そう、ハーブ魔女を名乗る方もいるわけですし。
というわけで魔女がよく使うハーブをご紹介していきましょう。
第23回は、クレソン。

クレソン.jpg


ヨーロッパからアジア南西部が原産地。
アブラナ科の多年草です。
日本に渡ってきたのは明治初期。
洋食レストランの普及に合わせて広まったようです。

水生植物で、水辺に生えます。
日本でも帰化植物となり、
各地の川辺に見ることができるハーブです。
繁殖力が旺盛ですから、野生化したのでしょうね。

クレソンにはビタミン、ミネラルが豊富に含まれていて、
利尿、去痰、造血作用などがあるとされています。

食用にすることが多く、
肉料理の付け合わせやサラダ、スープなどに利用。
癖のない風味、ピリッとした辛味、爽やかな苦味が特徴。

強いハーブなので、水さえあれば簡単に栽培できるようです。
水耕栽培でもよく育ちます。
ただし暑さには弱いので、夏は半日陰の風通しのよい場所へ。
水をこまめに替え、10日に一度くらいは肥料を与えましょう。

別名オランダガラシ、オランダミズガラシ、ウォータークレス。
春には白くて小さな、愛らしい花を咲かせるハーブです。



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魔女のハーブ 第22回 チャービル [魔女のハーブ]

こんにちは。
太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

魔女と言えばハーブを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
そう、ハーブ魔女を名乗る方もいるわけですし。
というわけで魔女がよく使うハーブをご紹介していきましょう。
第22回は、チャービル。

チャービル.jpg



パセリに似た香りながら、
パセリよりも繊細で甘みがあるのがチャービル。
その姿もパセリ似です。

薬草としての役割にスポットを当てると、
フランスでは民間薬として、消化不良、風邪のときに使われるのだそう。
また1世紀頃、ローマの植物学者がしゃっくりの治療薬として記録しています。
カロテン、ビタミンC、鉄、マグネシウムなどを多く含み、
発熱したときに発汗作用を促し、貧血を予防する成分も含んでいるとか。

チャービルを使った料理として
フランス料理のフィーヌ・ゼルブがあります。
フィーヌ・ゼルブ fine s herbe sとは、細かく刻んだハーブ、という意味で、
チャービル、タラゴン、チャイブ、イタリアンパセリを細かく刻んで混ぜ合わせたもの。
卵料理、ハーブバター、クリーム系のソースなどに混ぜたり添えたりして楽しみます。
加熱すると香りが飛んでしまうので、仕上げに使うのが定番。
デザートのアクセントとして使うこともあるそうです。

和名はウイキョウゼリ。
ウイキョウのような甘い香りを持つことから命名されたのでしょう。
そのためフランスでは「美食家のパセリ」とも呼ばれているそう。

原産地はヨーロッパからアジア西部。
セリ科の一年草です。


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魔女のハーブ 第21回 ルッコラ [魔女のハーブ]

こんにちは。
太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

魔女と言えばハーブを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
そう、ハーブ魔女を名乗る方もいるわけですし。
というわけで魔女がよく使うハーブをご紹介していきましょう。
第21回は、ルッコラ。

ルッコラ.jpg



イタリア料理に使うことが多いルッコラ。
その名はイタリア語由来。
英語ではロケットと呼ばれています。

キバナスズシロに属するハーブで、地中海沿岸が原産。
イタリア料理に使われているのも、なるほどと頷けます。

古代ギリシア、古代ローマの時代にはサラダ用のハーブとして栽培されていました。
古代エジプトでもよく栽培されていたようです。

消化促進、健胃、強壮作用があるとされ、
とくに種は競争作用が強く、ハーブティーに利用されています。
さらにローマ帝国の時代には媚薬効果があると信じられていたという話も!

ゴマのような風味があり、
育つにつれて辛みが加わります。
そういった特徴を生かしたお料理に使われることが多いよう。

栄養面ではカルシウム、鉄分、ビタミンC、ビタミンEが豊富。
辛み成分であるアリルイソチオシアネートには抗酸化作用、抗菌作用があり、
さらには美肌効果も期待できるとか。
しかも、がん抑制の働きもあると。

キバナスズシロ属ではあるものの、
白い花をつけるハーブです。


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