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太陽と月の魔女カードのシンボルにまつわるお話 第17回 夏至 [太陽と月の魔女カードのシンボルにまつわる話]

こんにちは。
太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

太陽と月の魔女( 太陽の魔女=マリィ・プリマヴェラ月の魔女=小泉茉莉花)のユニットが2019年4月に発売した
「太陽と月の魔女カードwithフェニックス&ドラゴン」のカードのシンボルにまつわる
神話や伝説などをご紹介しましょう。

               
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第15回目は太陽カードから、04夏至。

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今年の夏至は6月21日。
年によって6月22日になることもあります。
長い歴史の中で、キリストの先駆者ヨハネの生誕を祝う聖ヨハネ祭に組み込まれ、
夏至の日は6月24日とすることもあるようです。

ヨーロッパではこの日、魔女が悪さをしたがり、
妖精があちこちをうろつくと言われています。
また薬草はこの日から薬の力をつけるのだそうです。
そして人間に好意を持つ妖精たちは、
地下に埋もれている宝のありかを人々に教えてくれるとか。
何にしても不思議な魔的な力が働くのが、夏至なのです。

ドイツ・ケルン周辺のライン川では、かつて女性たちが夏至の夜、
沐浴していたそうです。
そうやって身を清めると同時に、
何らかのパワーを取り込もうとしていたのでしょうね。

ただし特定の池や川では人間の生贄を求めるので、
沐浴を禁止しているのだそうです。
そのかわり花やパンをお供え物として水に投げ入れるのです。
シュウァーベンという土地では
「天使よ守れ、デーモンよ出て行け、
わが主なる神よ、
溺れたり怪我をせぬよう、花束をささげます!」と唱えながら
花を投げ入れ、
その後、水を浴びる風習があると言います。


参考:植田重雄「ヨーロッパの祭と伝承」講談社学術文庫


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