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魔女コレクション 第 104 回 ヒーリングベル [魔女コレクション]

月の魔女・小泉茉莉花です。

映画・小説・グッズ、そして魔女のお話など
太陽と月の魔女がみつけた魔女にまつわるものを
ブログ【太陽と月の魔女】でご紹介していきたいと思います。
今回は、太陽と月の魔女がセミナーなどのとき愛用しているハーモニーボールです。

ハーモニーボール太陽.JPG



ハーモニーボール月.JPG


太陽と月が裏表についています。
これを大きいのを自分でかなり前に表参道のスパイラルマーケットで購入、
全く同じでひとまわり小さいものを月グッズコレクションにといただきました。
ふたつあったので、ひとつ太陽の魔女にプレゼントしてお揃いで持っています。

私が購入したときはハーモニーボールという名前で売られていましたが、
これは商標登録だそうで、正式名称はヒーリングベル。
太陽と月の魔女カードwirhフェニックス&ドラゴンの月カード16番にも
はいっています。

古代ケルト民族の修行僧たちは瞑想やスピリチュアルな儀式のときに
ドルイドベルという鈴を使っていたのだそうです。
また、チベタンベルや音叉も音をならして、ヒーリングなどの道具に使われます。
日本では鈴が神の声とされて、スピリチュアルな力をもつといわれているので
お守りとして持っている人が多いでしょう。

太陽と月の魔女も、セミナーなどをはじめるときにヒーリングベルを鳴らして、
スペースクリアリング(部屋や空間の浄化)しています。
場が浄化されるだけでなく、そこに結界を張ることができるのだそうです。

ヒーリングベルに太陽と月がついていることによって
太陽と月のパワーがプラスされていると思っています。

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魔女コレクション 103回 ルーンワンドbyそらのともしび [魔女コレクション]

こんにちは。太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

映画・小説・グッズ、そして魔女のお話など
太陽と月の魔女がみつけた魔女にまつわるものを
ブログ【太陽と月の魔女】でご紹介していきたいと思います。
今回は、『太陽と月の魔女カードwithフェニックス&ドラゴン』を
限定部数お取り扱いいただいている不思議かわいい雑貨店アランデルさんで見つけた
お宝グッズをご紹介しましょう。

太陽と月の魔女が「うん! これ!」とうなずきあった、このワンド(魔法の杖)。
そらのともしびさんの作品です。

IMG_5781.jpg



ワンド、つまり魔法の杖は、ファンタジーの魔女が手に持ち、
「ビビデバビデブー!」と唱えながら振ると
みすぼらしい女の子が、それはそれは美しい淑女に変身…。
そんな“魔法の道具”というイメージがあります。

一方、魔女が空を飛ぶときにまたがった箒は、
このワンドをカモフラージュさせたものとも言われています。
ワンドに小枝を括り付けて箒の形にしたというわけです
あるいはキリスト教以前の古い宗教であるケルトのドルイト教での象徴的な道具だったとも。

また木でできたワンドは、火をおこす道具でもあることから
この世を成り立たせている4つの元素、火・地・風・水のうちの火の象徴とされています。

一方、樹木信仰的な角度から見ると、
木は、天に枝葉を伸ばし、風に吹かれてそよぎ、
そのうえ大地に根差し、雨を全身に受けるというところから
火・地・風・水の要素をすべて満たしているもの。
ですからオールマイティでバランスの取れたパワーを持っているとされています。

さらに棒であることから、男性性の象徴とも考えられてきました。

別の考え方として、ワンドは「持つ者の意図をワンドの先に集中される」ともいわれ、
いにしえの時代、神々に祈るときに使ったり、
逆に神々からのメッセージを受け取るために使用したようです。
あるいは自分や場所を保護するために地面に円を描いたり、
ヒーリングやチャネリングをするときに使ったという話も聞きます。

それが現実の事柄であれ、ファンタジーの世界のものであれ、
いずれにせよワンド・杖は単なる棒切れではなく、
何らしかのマジカルなパワーを持ったものと考えられてきたのです。

今回ご紹介するそらのともしびさん作のワンドは、イチイの木で作ったもの。
イチイは、樹齢1500年とも2000年ともいわれている樹木で、
終結と始まり、死と再生などとかかわりがあると考えられてきました。
ネガティブなものを捨て去り、
新しい意欲と生命力とを与えてくれると言われています。

ルーン文字を樹木や石などに刻むと、呪力が増すのだそうで、
写真のワンドの先に彫られているのは、ルーン文字の「エオー」。
そしてこの「エオー」というルーン文字は、イチイの象徴。
つまりイチイの持つ力を倍増させているのが、このワンドというわけですね。

このルーン文字を使った呪文も彫り付けられています。

さて、このワンド、どうやって使いましょうか。

まずは瞑想するときに手に持ってみました。
可愛らしいワンドなのにもかかわらず、どっしりとした安定感があります。
瞑想も深く、静かなものとなり、
いつもの瞑想後に比べて、ぐっと落ち着きを増したような感じがしました。

魔除けとしても使えるそうです。
マジカルなインテリアグッズともなるでしょうね。
というわけで、太陽のイラスト画とともに飾ってみました。
(イラスト・武井美砂)

IMG_5767.jpg


太陽のイラストがますます光を大きく放つかのよう!
戸口から邪悪なものが入ってくるのを防ぐために
玄関に飾っておくのもいいでしょうね。

もちろん本格的な魔女ならば
真っ先に、儀式の祭壇に置くことを考えるでしょう。

ところで、ワンドといえば、タロットカードにもワンドが描かれています。
小アルカナのワンド!
野望、創造、冒険、決心、エネルギー、成長、成功、勇気…
そういった火のエレメンツを象徴するキーワードが並ぶのが、ワンドのカード。
まさにイチイの木が象徴する事柄と一致していますよね。

さて、そらのともしびさんでは、ワンド作りのワークショップも開いていらっしゃるようです。
https://ameblo.jp/sora-no-tomoshibi/entry-12295560206.html?frm=theme
…最近はやっていらっしゃらないかな?
ブログをチェックしてくださいね。

そうそう、こんなに素敵なワンドでなくても
ご自分で、これ!と思うものならばワンドとしての役割を果たすんですって。
たとえば、細工をしていない本物の木の枝や、
のれんの棒、手芸に使う木製の飾り棒、はたきの柄などでもOKなんだとか。
…とは魔女を名乗る松尾未来さんがおっしゃっていました。
松尾さんのご著書「魔女を生きる」(白水社)にもそのような記述があります。

そらのともしびさんのワークショップにご参加になって、
ご自分の手でご自分のワンドを作るもよし。
山に入ってお気に入りの小枝を探しだすのもよし。
アランデルさんの実店舗でワンドを見比べたり、
オンラインショップをのぞいて
今回ご紹介したような素敵なワンド作品をお買い求めになるのも、またよし。


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魔女コレクション Magick Broom Broach(魔女の箒ミニブローチ)byそらのともしび [魔女コレクション]

月の魔女・小泉茉莉花です。

映画・小説・グッズ、そして魔女のお話など
太陽と月の魔女がみつけた魔女にまつわるものを
ブログ【太陽と月の魔女】でご紹介していきたいと思います。
今回は、このたび太陽と月の魔女カードwithフェニックス&ドラゴンをお取り扱いくださることに
なりました不思議可愛い雑貨店アランデルさんにでかけたときに太陽と月の魔女のふたりが心ひかれた
そらのともしびさん制作の魔女の箒ミニブローチ。

そらのともしびさんの箒ブローチ.jpg


こちらは太陽バージョンですが、月バージョンもあるので、
両方購入して、太陽の魔女と月の魔女がおそろいでつける予定です。
ほうきを束ねるために使われている毛糸の色がまさに太陽の色で気にいっています。

ミニブローチとなっていて、上着やバッグなどにつける他、
ほうきブローチが入っている袋の解説によると
玄関や入り口に魔除けとして飾ったり、悪い空気を外に吐き出したりなど
魔術的な要素にも使うとよいようです。

月の魔女としては、玄関に飾って魔除けにしたり、
でかけるときはブローチとしてつけたいと思っています。
一度別の物をカバンにつけていたらおとしたことがあるので、
カバンに着ける方はしっかりつけましょう。

だいたいペンダントなどはほうきに魔女がのっているものが多くて、
魔術道具で小さなほうきはみたことがありますが、ほうきのブローチは珍しい。
ちなみに製作者のそらのともしびさんは
魔法のほうき作りセミナーなどもやっていらっしゃるようです。
興味のある方はそらのともしびさんのブログなどご参照くださいませ。

ほうきは黒のとんがり帽子、マントとともに魔女のお道具3点セット。
柄の方を前に飛んでいるイメージですが、
実はその逆で飛ぶこともあるのです。

さらに、ほうきではなく、雄ヤギ、オオカミ、ブタ・テーブル、植物など
他にもいろんなものに乗って飛んでいる魔女(女性だけでなく、男性も)
がさまざまな絵画の中に描かれています。

太陽と月の魔女が師をあおぐドイツの魔女研究家の
西村佑子先生の「魔女学校の教科書」@静山社によると
ほうきは何からできているかというと、
古くからいわれているのは毒のあるエニシダ、
トゲのあるハリエニシダだそうです。

魔女は実際に飛んでいるのではなくて、秘薬を使って
飛んでいるような気分になっているのだそうですが、
ほうきにまたがったときには、
「上へと飛べ、上へ飛べ、下には落ちるな」と
唱えながら体をゆするのだそうです。


        空を飛ぶ太陽の魔女
                ほうきマリィさん.jpg
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魔女コレクション 101回 イモルグ [魔女コレクション]

こんにちは。太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

映画・小説・グッズ、そして魔女のお話など
太陽と月の魔女がみつけた魔女にまつわるものを
ブログ【太陽と月の魔女】でご紹介していきたいと思います。
今回は、『太陽と月の魔女カードwithフェニックス&ドラゴン』のいちばん最初のカード、
「聖ブリギッド祭(イモルグ)」についてご紹介しましょう。

20120419150547.jpg


聖ブリギット祭とは、2月2日のこと。
あと2週間ほどでやってくる日です。

ブリギッドとは、豊穣と火を司るケルト民族の女神。
そのブリギッドにお願いごとをし、祈る日なのです。
この日をケルトの民は「イモルグ」と呼んでいました。

日付を見ればわかるとおり、
ちょうど日本の節分・立春の時期にあたります。
いわば新しい年の始まりを祝うサバト(祝祭)なのですね。

1960~1970年代、
ウイッチクラフト運動のひとつとして
年に8つのサバトを祝う人々が現れたのですが、
その際に掘り起こされたサバトのひとつが、このイモルグ。

ず~っとず~っと昔にさかのぼると、
そもそもケルトの民にはケルトの信仰があり、
その後、キリスト教を受け入れたわけですが、
その際のキリスト教化策のひとつとして
ケルトの祝祭日とキリスト教の祝祭日とを合体させました。

イモルグは、キリスト教のキャンドルマス=聖燭節にあたります。
キャンドルマスとは、聖母アリアによる清めと安産を祈願する日です。

歴史的なことはともかく、
太陽の光が日一日と力を増していくこの時期は、
いってみれば魔女たちの新年サバト。
豊かな恵みと、物ごとの浄化、新しい始まりを願い、
インスピレーションを与えてくれるようにと祈ります。

『太陽と月の魔女カード』で占っていて、このカードが出たら…?
聖母マリアのようにやさしく、慈愛に満ちていることを示し、
そのような態度をとることによって
女神ブリギッドが示す新しくも豊かな実りがもたらされるでしょう。

しかし逆位置で出た場合は、
上記とは反対に、利己的で刹那的で、感情的すぎることを示します。
そして、手にするはずの実りも逃すことになるでしょう。

2月2日、イモルグの日。
どうぞこのカードを手に取り、願いごとをしてください。
大きな実りを得ることができる…かもしれませんよ。



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魔女コレクション 第100回 魔女のシークレットガーデン 飯島都陽子著・絵 @山と渓谷社 [魔女コレクション]

月の魔女・小泉茉莉花です。

映画・小説・グッズ、そして魔女のお話など
太陽と月の魔女がみつけた魔女にまつわるものを
ブログ【太陽と月の魔女】でご紹介していきたいと思います。
今回は、横浜の元町のハーブと魔女の専門店「グリーン・サム」の
オーナー・飯島都陽子さんの魔女のシークレット・ガーデンをご紹介します。

魔女のシークレットガーデン.jpg


まず絵がとても素敵。
飯島都陽子さん自らお書きになっています。
魔女に関する知識もとても豊富で、
読んでも見てもとても楽しい。

魔女のシークレット・ガーデンを
訪ねてみたい気持ちになります。

「グリーン・サム」には何度か行ったことがありますが、
ペンダントを買ったときにいただいたおつり。
魔女銀行でおろしてきたばかりのコインよと渡してくださいました。
そんな遊び心が素敵です。
20121029115622.jpg




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魔女コレクション 99回 映画『アダムス・ファミリー』モーティシア&グラニー [魔女コレクション]

こんにちは。太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

映画・小説・グッズ、そして魔女のお話など
太陽と月の魔女がみつけた魔女にまつわるものを
ブログ【太陽と月の魔女】でご紹介していきたいと思います。
今回は、1991年制作の映画『アダムス・ファミリー』から
魔女モーティシアとその母グラニーをご紹介しましょう。

この映画、かれこれ30年近く前の作品ですが、続編も制作され、
テレビドラマやアニメにもなっているそうです。
実に長いこと愛された作品なのです。

さて、アダムス一家の家長ゴメズの妻が、魔女モーティシア。
写真の真ん中にいる黒い服の女性ですね。
先祖代々、魔女の家系で、何度も死んでは蘇っています。
夫ゴメズとの出会いは、自らのお葬式だったんですって!
長くてストレートな黒髪と青白い肌が特徴な美女。
趣味は毒草を育てること。
コウモリが好きで、ペットとして飼っています。

一方、写真の左端の女性が、モーティシアの実母グラニー。
実母ですから当然、魔女です。
年齢がわからないほど長く生きていて
桶に乗って空を飛んだり、疫病を周囲にばらまく力を持っています。
さまざまな薬を使うこともできる。
骨やコウモリなどを使った料理を作るのも得意。

…と、モーティシア、グラニーともに
いかにもな魔女のイメージをそのままあらわしています。

コメディ映画なので気楽に観られ、
ついでに魔女も堪能できてしまうというわけで。

今年2019年にはアニメ映画も作られたと聞きました。
ぜひ観たい!と思う太陽の魔女マリィなのです。


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魔女コレクション 第98回 魔女のバンダナ [魔女コレクション]

月の魔女・小泉茉莉花です。

映画・小説・グッズ、そして魔女のお話など
太陽と月の魔女がみつけた魔女にまつわるものを
ブログ【太陽と月の魔女】でご紹介していきたいと思います。
今回は魔女のバンダナ。感動の再会のお話です。


魔女のバンダナ.jpg


写真のバンダナは太陽と月の魔女が師とあおぐ西村佑子先生監修の「魔女の秘密展」にて購入しました。
実は同じようなバンダナをハウステンボスの魔女ハウスで購入。
一枚を太陽の魔女・マリィ・プリマヴェラさんにおみやげとしてお渡ししました。
太陽の魔女はこのバンダナを今でも大事にもってくださっているのですが、
月の魔女はなくしてしまいました。

で、魔女の秘密展で魔女のバンダナが販売されているのをみて、
太陽の魔女が「これを買うべき」と強くすすめるので購入しました。
太陽と月の魔女カードwithフェニックス&ドラゴンを入れているポーチに
一緒にいれて、クロスとして使っていて重宝しています。

で、月の魔女はハウステンボスで買ったものと魔女の秘密展で買ったものは
別物と思っていました。
が、先日太陽の魔女のバンダナをみせてもらったら、
なんと全く同じものでした。。。。
感動の再会。
最初に購入したものは赤で、魔女の秘密展には赤はなかったです。
後、ハウステンボスのものにはお店のクレジットなどははいってなかったです。
今回ご紹介するものは横浜のグリーンサムのものです。
もうすごーい前のことですからね。

でも、なくしたものとの再会はなかなか感動的です。
魔法かしら。。。
実はもうひとつ感動の再会があります。
これもずいぶん前ですが、いただいたアンティーク風の月の鏡をあやまって
割っちゃったんですが、
その数日後、編集の方からまったく同じ物をプレゼントされました!
月の鏡.jpg


あのときもびっくりしました。


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魔女コレクション 97回 オトフリート・プロイスラー著『小さい魔女』 [魔女コレクション]


こんにちは。太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

映画・小説・グッズ、そして魔女のお話など
太陽と月の魔女がみつけた魔女にまつわるものを
ブログ【太陽と月の魔女】でご紹介していきたいと思います。
今回は、1965年に翻訳書が発行され、
今なお愛され続けているドイツの児童書『小さい魔女』をご紹介しましょう。

ドイツの最優良児童図書に選ばれた本であり、
日本では全国学校図書館協議会必読図書となっています。

IMG_4759.jpg



原題は  Die Kleine Hexe(ディー・クライネ・ヘクセ)。
ドイツの児童文学作家オトフリート・プロイスラーが1957年に発表した作品です。
第2次世界大戦が終わって12年後ですね。
敗戦国ドイツは復興に向かっていた時代です。

「むかしむかし、ひとりの小さい魔女がいました。
年はたったの百二十七でしたがね、
百二十七なんていえば、魔女のなかまでは、
まだ、ひよっこみたいなものなんです。」
という一文から、この物語は始まります。

127歳の「小さい魔女」が掟を破って、
ブロッケン山での“ワルプルギスの夜”にこっそりまぎれこみ、
(そう、年に一度の魔女の大宴会です)
大きい魔女たちに見つかって
来年のワルプルギスの夜までに「いい魔女」になるよう
命じられます。
そこで小さい魔女は、いい魔女になるために
一生懸命に勉強しました。
何百ページもある魔術の本を全部暗記し、
人助けをし、善行を重ねて1年を過ごしたのです。
そして翌年のワルプルギスの夜の前日、
大きい魔女のお頭のテストを受けました。
「本物のいい魔女になったかどうか」を確認するためです。

ところが大きい魔女の言う「いい魔女」とは悪行をする魔女であり、
小さい魔女の考えた「いい魔女」とは善行をおこなう魔女。
小さい魔女は、テストに失敗してしまったのです。
さて小さい魔女はどうしたでしょう…?

…そんなストーリーなのですが、
表紙をごらんください。
小さい魔女は、頭にスカーフをかぶり、
着ているものといったら、普通の洋服。
とんがり帽でもなければ、黒装束でもありません。
そう、いわば農家のおかみさんみたいな恰好で描かれているのが、
ドイツの魔女の特徴。

ワルプルギスの夜の魔女の大宴会も、ドイツならではの話ですしね。

ドイツ魔女の研究家・西村祐子先生を師と仰ぐ太陽と月の魔女には
とても親しみのある本なのです。


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魔女コレクション 第96回 薬草魔女のレシピ365日 [魔女コレクション]

月の魔女・小泉茉莉花です。

映画・小説・グッズ、そして魔女のお話など
太陽と月の魔女がみつけた魔女にまつわるものを
ブログ【太陽と月の魔女】でご紹介していきたいと思います。
今回は月と太陽、星のリズムで暮らす薬草魔女のレシピ 365日  瀧口律子著 BABジャパンをご紹介。


薬草魔女のレシピ365日.jpg


秋葉原の魔術堂さんのお買い上げプレゼントでいただいた
「本物の魔女のブックガイド 「西の魔女が死んだ」編 楠瀬啓著 非売品で紹介されていた
薬草魔女のレシピ 365日 瀧口律子著 BABジャパンを購入。

薬草のことは師とあおぐドイツの魔女の研究家西村佑子先生に教えていただきましたが、
西村先生のご本以外にあまり手がのびずにいましたが、おすすめとあらば買いましょう!


この本は月と太陽、星のリズムで暮らすとサブタイトルにあるように、
主な薬草の解説のほか、魔女のサバトの話、月齢別の過ごし方・ともりだくさん。
その季節におすすめの薬草がのっています。

著者の瀧口さんはハーバルクリエイター、薬草魔女養成塾主宰。
薬草魔女です。
軽い語り口なのでさらっと読めますが、内容は充実しています。

魔女好きの方、薬草に興味のある方にはおすすめです。

ちなみに、「本物の魔女のブックガイド 「西の魔女が死んだ」には西村先生の
「あなたを変える魔女の生き方」キノブックスも紹介されていました。
魔女の生き方.jpg



こちらもあわせてどうぞ!
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魔女コレクション 第95回 ルイスと不思議の時計 [魔女コレクション]

&今回は映画「ルイスと不思議の時計」をご紹介。

ルイスと不思議の時計.jpg


月の魔女は映画をレンタルDVDでみているので、
新作でみても半年遅れぐらいになります。
「ルイスと不思議の時計」は昨年の10月公開。
半年遅れの4月にみました。

ルイス少年と二流でポンコツ魔法使いと隣のエリート魔女が、
壁の中に隠されている時計をみつけて、敵であるこの家の前の住民である悪者と闘うというお話。

ルイス少年はおじさんの家で生活することになります。
おじさんにここはあけてはいけないという棚をあけて、魔術書を発見、
友達に自慢するために、
封印されていたこの屋敷の前の住人をめざめさせてしまいます。

この屋敷の前の住人はこの家に隠されている世界をも滅ぼすという時計を
動かそうとし、それをはばむルイスとポンコツ魔法使いであるおじさん、
隣とエリート魔女と力をあわせて戦います。

エリート魔女はケイトブランシェット。
魔女役は何度めだろうと思いますが、魔女にぴったり!
魔女の力を封印していますが、それを解いてからは、
魔法の杖からビームをだしたり、エリートならではの力を発揮。
珍しく魔女が美しい女性で最初からいい人として描かれます。

月の魔女はファンタジー映画大好き。
最後にはほろりとさせられていい映画でした!


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