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太陽と月の神話 第204 回 なぜ月は天空にあるのか? [太陽と月の神話]

月の魔女・小泉茉莉花です。

太陽と月にまつわるお話は世界中にたくさんあります。
太陽と月の魔女ブログでは、そんなお話をご紹介していきたいと思います。
今回は、ブルガリアのお話をご紹介します。

むかし、月は空の高みにありませんでした。
大地の近くで、太陽のように強く輝いていました。
大地は焦げて、暑くてたまりませんでした。
一人の女が月に牛のふんを投げつけました。
そのため、月には黒斑ができ、神様は月を空高く引き上げたのだそうです。




参考文献 世界の太陽と月と星の民話  三弥井書店
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