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太陽と月の魔女カードのシンボルにまつわるお話 第37回 聖ブリギッド祭 [太陽と月の魔女カードのシンボルにまつわる話]

こんにちは。
太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

太陽と月の魔女( 太陽の魔女=マリィ・プリマヴェラ月の魔女=小泉茉莉花)のユニットが2022年10月に発売した
「太陽と月の魔女カードwithグリフィン&ペガサス」のカードのシンボルにまつわる
神話や伝説などをご紹介しましょう。

太陽と月の魔女カード新.jpg
   

第37回目は太陽カードから、01聖ブリギッド祭。

20120419150547.jpg


聖ブリギッド祭は2月2日。
この日は、そもそもはケルト民族の豊饒と火の女神ブリギッドを祝う日であり、
のちにケルトの民がキリスト教を受け入れたことにより、
聖母マリアによる清めと安産を祈願するキャンドルマス(聖燭祭)となりました。

さて、毎年ニュースで報道されるのが
2月2日にアメリカ・ペンシルベニアで行われる
「グラウンドホッグデー」の行事。
リスの仲間のグラウンドホッグを使い、春の訪れを予想する天気占いです。
「グラウンドホッグは2月2日に冬眠から覚め、
外に出て自分の影を見ると、驚いて巣穴に戻ってしまう」とされていて、
その日にグラウンドホッグが影を見たら、つまり晴天だったら、
冬はあと6週間続く。
影が見えなかったら、つまり曇りだったり悪天候だった場合には
もうすぐ春がやってくる。
こうやってグラウンドホッグの様子を見つつ、春の訪れを占う行事です。

いったい何故、この行事を2月2日に行うのでしょうか。

聖ブリギッド祭であり、聖燭祭である2月2日は、
日本の節分・立春のように新しい年を祝う日。
太陽の光が日一日と力を増し始める、新しい始まりの日。
だからこそ、新しい年の春の訪れを占うわけなのでしょうね。

グラウンドホッグデーと同じような行事は
世界各地にあります。
アメリカは言うに及ばず、カナダ、ドイツ、オーストリア…。
アイルランドにもそっくりの伝承が残っているのだとか。
それほどに待ち遠しい春の入り口が、この聖ブリギッド祭の日なのです。



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