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魔女コレクション13  グリム童話 [魔女コレクション]

月の魔女・小泉茉莉花です。

小泉茉莉花とマリィ・プリマヴェラは太陽と月の魔女と名乗っているので、
只今魔女修行中です。
というわけで、「魔女!」という言葉にとても敏感。
映画・小説・グッズ、そして魔女のお話など
太陽と月の魔女がみつけた魔女にまつわるものを
ブログ【太陽と月の魔女】でご紹介していきたいと思います。

今回ご紹介するのはグリム童話。
太陽と月の魔女が魔女学を教えていただいている西村佑子先生も
グリム童話を講義のテキストに使っていらっしゃいます。

今年はグリム童話生誕200周年ということでか、
「白雪姫と鏡の女王」[スノーホワイト」など映画化される作品がいっぱい。
現代によみがえった白雪姫は王子様のキスなど待ってはいません。
自ら魔女である継母に戦いに挑んで、欲しい物を勝ち取ります。
                          
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白雪姫と鏡の女王は白雪姫ではなく、鏡の女王こと継母が主人公。
「ザ・セル」「インモータルズ 神々の戦い」のターセム・シン監督作品であること、
ターセム作品の衣装を担当した石岡瑛子さんの、遺作となったことから、
とても話題になりました。
月の魔女も、みましたけど、どちらかといえば、鏡の女王のほうがチャーミングに
描かれていました。

西村先生によると、グリム童話の中で、
魔女(ドイツ語でHexeという単語がでてくる話は20話。
実際に姿を現すHexeは15人だそうで、
白雪姫の継母はその中には入っていません。
グリム童話(池田香代子訳・講談社)には継母には魔女の術の心得があったと書かれています。
映画の解説も魔術を駆使する女王と。。。
なので、魔女コレクションで取り上げるにはちょっとずれているかもしれませんが、
白雪姫と鏡の女王はコメディタッチでとてもおもしろいので
グリム童話をとりあげるなら、是非ご紹介したい!
スノーホワイトはやはり戦う白雪姫ですが、個人的感想として、やや重いように感じました。

グリム童話はよく子供向けの本などにも紹介されているので、
何となくは知っているけど、ちゃんと読んだことはないという人が多いと思います。
ディズニーの映画などではかなりストーリーが変わっています。
なにしろボリュームがすごいのでなかなか手がでないですが、
子供向けの本や童話などで読むのもとてもおもしろい。
魔女好きは押さえておきたい一冊(全三巻ですが。。。)です。

                         
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(写真は完訳グリム童話 グリム兄弟 池田香代子訳 講談社文芸文庫)



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