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魔女のハーブ 第22回 チャービル [魔女のハーブ]

こんにちは。
太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

魔女と言えばハーブを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
そう、ハーブ魔女を名乗る方もいるわけですし。
というわけで魔女がよく使うハーブをご紹介していきましょう。
第22回は、チャービル。

チャービル.jpg



パセリに似た香りながら、
パセリよりも繊細で甘みがあるのがチャービル。
その姿もパセリ似です。

薬草としての役割にスポットを当てると、
フランスでは民間薬として、消化不良、風邪のときに使われるのだそう。
また1世紀頃、ローマの植物学者がしゃっくりの治療薬として記録しています。
カロテン、ビタミンC、鉄、マグネシウムなどを多く含み、
発熱したときに発汗作用を促し、貧血を予防する成分も含んでいるとか。

チャービルを使った料理として
フランス料理のフィーヌ・ゼルブがあります。
フィーヌ・ゼルブ fine s herbe sとは、細かく刻んだハーブ、という意味で、
チャービル、タラゴン、チャイブ、イタリアンパセリを細かく刻んで混ぜ合わせたもの。
卵料理、ハーブバター、クリーム系のソースなどに混ぜたり添えたりして楽しみます。
加熱すると香りが飛んでしまうので、仕上げに使うのが定番。
デザートのアクセントとして使うこともあるそうです。

和名はウイキョウゼリ。
ウイキョウのような甘い香りを持つことから命名されたのでしょう。
そのためフランスでは「美食家のパセリ」とも呼ばれているそう。

原産地はヨーロッパからアジア西部。
セリ科の一年草です。


posted by taiyonomajo at nice!(3)  コメント(0) 
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