SSブログ

太陽と月の魔女のおすすめ本 第28回「社会占星学」訪星珠著 [太陽と月の魔女のおすすめ本]

こんにちは。
太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

太陽と月の魔女がどんな本を読んで星占いや魔女学をお勉強してきたか、
あるいは太陽と月の魔女の愛読書をご紹介いたします。
第28回は太陽の魔女マリィのおすすめ本。
訪星珠著「社会占星学」です。

IMG_9248.jpg


この本のタイトルは「社会占星学」ではありますが、
まあ、社会占星「術」ってことですよね。
で、そもそも社会占星術って何でしょう?

私たちは個々人のホロスコープを読む占星術に慣れていますが、
経済、気象、社会的な事件などを占うこともあるわけです。
簡単に言うなら、それが社会占星術。

うんと昔のその昔、古代の人々は星空を見上げ、
あの赤い星がこちらの方角に来たときに戦争があった、とか、
黄色い星と赤い星がうんと近づいた時には飢饉がおきた、とか、
星の状態と社会的な事象とを結びつけて考えたのだと思うのです。
実際、占星術の歴史をさかのぼると
最初は天下国家の存亡を占うためのものだったわけだし。

無論、現代だって社会占星術は生きています。
お正月には、この1年はこんな世の中の動きになるだろう、なんてことを
占星術家たちは占うわけですし。

1985年という奥付のある、訪星珠著の「社会占星術」。
私が占いのお勉強をスタートさせて、わりとすぐに手に入れた本です。
絶版になっています。
が、この本には社会占星術を使うために押さえておかなくてはいけないこと、
それに豊富なケーススタディが掲載されていて、
とてもお勉強になります。
役に立ちます。
コンピューターで一瞬にしてホロスコープが出せるわけではなかった時代の本だけに、
巻末には手書きのホロスコープが。
そんな意味ではちょっと見づらいのですけれど…。

ところで、社会占星術について書かれた本は、少なくとも日本には、非常に少ない。
上記の本が世に出てから時を経て2019年、
説話社から「マンディーン占星術」という本が出版されました。
著者は松村潔、芳垣宗久、倉本和朋、賢龍雅人の4人。
おお、社会占星術の本ではありませんか!

マンディーン占星術.jpg


マンディーン占星術、つまり社会占星術のことです。
早速、手に入れましたよ。
が、残念ながら私が欲しかった社会占星術のテクニックに割かれたページは非常に少なく、
がっかり…。

ちなみに「マンディーン占星術」の章立ては
第1章 マンディーン占星術とはなにか? その根本思想(村松潔)
第2章 マンディーン占星術の歴史的背景(倉本和朋)
第3章 マンディーン占星術の読み解き方(芳垣宗久)
第4章 ケーススタディ(芳垣宗久)
第5章 「Astro Gold」によるホロスコープ作成法(賢龍雅人)

まぁ、そんなわけで、いまだに訪星珠著の古~い本を
マンデン(と私は言い慣わしています、マンディーン占星術のことですね)の教科書として
大切にしています。



posted by taiyonomajo at nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:占い

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。