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夏至(ミドサマー) [魔女の季節便り]

こんにちは。太陽の魔女・マリィ・マリィ・プリマヴェラです。

今年の夏至は今日6月21日。
ご存知のように、一年中でいちばん昼が長く、夜が短い日です。
年に8回ある魔女たちのサバト(祝祭)のひとつが、この夏至。

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(【太陽と月の魔女カード】より、夏至のカード)


一年中でいちばん昼が長いということは
太陽の持つパワーが最大になるということ。
と同時に、太陽によって生きるエネルギーをもらっている地上の全てのもの、
私たち人間も、草木も、動物も、
全て生きとし生けるもののエネルギーもまた頂点に達するのです。
いわば命の源ともいえる太陽に感謝を捧げ、
また万物の更なる成長を祈るのが、夏至の日。

さて、夏至の日を最も大切に考えているのは
ヨーロッパ、それも北のほうに住む人々でしょう。
何しろ北極圏よりも北では太陽が沈まなくなるのですから!
夏至祭として、この日を祝い、存分に楽しみ、
また太陽への感謝と祈りを捧げます。

たとえばスウェーデン。
夏至祭の前日には、ニシンや、ディルで調理した新ジャガ、
サワークリーム、チーズ…と、決まったメニューの食事をとります。
また若い女性たちは7種類の花を摘んできます。
枕の下に入れて眠ると
将来の夫が夢にあらわれるのだというのです。
夏至祭の当日には、
広場の真ん中に立てられた、花で飾ったマイストング(メイポール)という棒のまわりで
踊ったり歌ったり、楽器を演奏したり。
夜になると魔を払うために大きな焚火をします。

この時期、日本では梅雨。
ミドサマーのお祝いをしようにも
なかなかそんな気にはなれないでしょう。
それでも雨の合間を縫って太陽が見えたら
その光を全身に浴びて、
ぜひエネルギーをいただいてくださいね。




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