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太陽と月の神話22 女神パパが産んだ太陽 [太陽と月の神話]

こんにちは太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

太陽と月にまつわるお話は世界中にたくさんあります。
太陽と月の魔女ブログでは、そんなお話をご紹介していきたいと思います。
今日は、ポリネシアのクック諸島に伝わる神話をご紹介しましょう。

ある日、女神パパが赤ん坊を生みました。
ところが、その父親がわかりません。
そこへヴァテアとタンガロアの2柱の男の神様が名乗り出て、
互いに自分が父親だと言い張り、争ったのです。

しかし、いくら言い争っても、本当の父親が誰なのかはわかりません。
そこで話しあった結果、赤ん坊を分け合うことになったのです。
赤ん坊は上下に二つに切り分けられ、
上半身はヴァテアが、下半身はタンガロアがとることになりました。

ヴァテアは、赤ん坊の上半身を空に大きく放りあげました。
すると、それが太陽となったのです。

一方、タンガロアは、赤ん坊の下半身を地面の上に置いておいたのですが、
のちにヴァテアを真似て、空に放りあげました。
ところが地面に置いていた間に
赤ん坊の下半身からは血が流れ去っていたために
空に上がった下半身は、太陽のようには輝きませんでした。
それが、月だということです。




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