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生きるチカラ@植島啓司 [魔女のブックレビュー]

月の魔女・小泉茉莉花です。

本日ご紹介するのは植島啓司先生の生きるチカラ(集英社新書)と
39歳 女の愛の分岐点(メディアファクトリー)。

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太陽と月の魔女は植島先生のファンで、セミナーにも参加させていただいてます!

植島先生は宗教人類学者で、最近では
「熊野 神と仏 」九鬼家隆 田中利典共著 原書房
とか「世界遺産 神々の眠る「熊野」を歩く」 集英社新書ヴィジュアル版
など熊野関係の本が多かったので、
「39歳 女の愛の分岐点」のような本をお書きになるのはちょっと意外だったんですが、
出版物リストをみると結構たくさんあるんですね。

「39歳 女の愛の分岐点」は今の実年齢は、昔の年齢に比べて7掛け。
つまり精神年齢は実年齢の7掛けってことなんですが、
39歳の7掛けは約28歳。
月のサイクルでいうと28歳が転機なので、
39歳が分岐点というのは大いに納得です。

生きるチカラでは、お金持ちになること=幸せではないという言葉が印象的でした。
旅などはすべて行き当たりばったりの方が楽しいのだと。。。。
植島先生ならではの持論が展開されています。
植島先生はチョイ悪(?)おやじで、そこがとってもかっこいいんですけどね。

植島先生は人生をやりなおしたいとか、違う人生を歩いていたらとか考えるのは無駄であると
といています。
かつて、月の魔女は人生の分岐点に立ったとき、こちらを選ぶとこうなり、
こちらを選ぶとこうなるということを西洋占星術を使って推察するという占いを考案しましたが、
残念ながら採用されませんでした。
それは、植島先生のいうところの、人生は一度限りだからおもしろい。
自分の選んだ方が正解なのだ・・・・ってことだからなんでしょうね。

この2冊もおもしろかったですが、「偶然のチカラ 集英社新書」
「賭ける魂 講談社現代新書」 がすごくおもしろかったので、
こちらもあわせて是非!







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