月コレクション第８８ 回 芳年・芳幾‐国芳門下の二大ライバル @三菱一号館美術館

　月の魔女・小泉茉莉花です

月の魔女・小泉茉莉花は自他とも認める日本一（？）の月グッズコレクター。
魔法アイテムの中でもいろいろご紹介しています。
もちろん、グッズだけを収集しているわけではありません。
月コレクションでは、月の本や映画、音楽など月にまつわるいろいろなお話をしていきたいと思います。

第８８回は23年２月２５日~４月９日まで三菱一号館美術館で開催されている
「芳年・芳幾－国芳門下の二大ライバル」。

落合芳幾と月岡芳年は、江戸時代後期を代表する浮世絵師歌川国義の門下生で、2大ライバル。
江戸時代後期から明治時代にかけて活躍した浮世絵師です。

月の魔女が心ひかれたのは芳年の「月百姿」
４７歳から５４歳までには書かれた１００枚の連作。
三日月から逆三日月までさまざまな月が絵の中に描かれています。
三日月や満月は多いけど、下弦の月や逆三日月はあまりないといえるかも。

もちろん「藤原保昌月下弄笛図」（芳年）など他にも月がたくさん登場しています。
照明のない時代の月は趣があって美しい。

月マニアには是非おすすめです。

また、展覧会とコラボして、山田風太郎明治物の漫画「警視庁草紙」など
面白い企画もあって、大充実でした。

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