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太陽と月の魔女のおすすめ本 第27回 キリスト教の歳時記@八木谷涼子 講談社学術文庫 [太陽と月の魔女のおすすめ本]

月の魔女・小泉茉莉花です。

太陽と月の魔女のおすすめ本をご紹介します。
太陽と月の魔女がどんな本を読んで星占いや魔女学をお勉強してきたか、
あるいは太陽と月の魔女の愛読書をご紹介いたします。
第27回は月の魔女・小泉茉莉花のおすすめ本。
「キリスト教の歳時記」 八木谷涼子 講談社学術文庫
キリスト教の歳時記.jpg


この本はお世話になっている方の出版イベントが本屋さんで行われたときに、
みつけたもの。
偶然私の座った横の本棚にありました。
月の魔女・小泉は歳時記オタク。
歳時記を読むのが大好きなのです。
なので、まずは歳時記という言葉にひかれ
ぱらぱらとめくってみたら、とても興味深かったのです。
これはまさに買いなさい!ということだと思いました。


「キリスト教の歳時記」の作者八木谷さんはキリスト教の教派と文化の研究者。
「キリスト教の歳時記」は12月から始まります。
一番最初はアドベント第一主日。
聖フランシスコ・ザビエルの日。
聖ニコラウス(サンタクロース)の日へと続きます。


クリスマスなどおなじみの日から、なじみのない聖人の日まで
イラストはいっさいなく、たくさんあげられています。
聖人の解説から、その日にするといいことだけでなく、いけないこと(結婚式をしてはいけないなど)も書かれています。
夏至祭には
「垣根を9っのりこえて、9種類の花をつみ、それを枕の下にいれて
眠ると未来の夫の夢をみる」
といったおまじないも。

月の魔女には珍しく、この本にいっぱい付箋をつけていました。
作者によると、キリスト教圏を旅する人や長期滞在する人に読んでほしいとかかれていますが、
もともとは土着のものである魔女のサバトがキリスト教に吸収されてできた祭日なども多いので、
とても興味深く、お勉強になります。
もちろん、魔女はでてきませんが。。。
興味のある方は是非!


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