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太陽と月の神話 第122回  月の満ち欠け [太陽と月の神話]

月の魔女・小泉茉莉花です。

太陽と月にまつわるお話は世界中にたくさんあります。
太陽と月の魔女ブログでは、そんなお話をご紹介していきたいと思います。
第122回目の今回は、アルメニアの月の満ち欠けのお話です。

月はこらえしょうのない子供だった。
ある時、母親が練り粉をこねはじめたばかりのところへきて、
「パンをちょうだい」としつこくねだりました。
母親はつい、
「おまえなんか、一生おなかをすかせているといいよ」とひどい言葉をはき、
パシッと平手うちをくわせました。
その平手打ちで
月は顔に練り粉のかたまりをくっつけたまま、天に飛んで行ってしまいました。
それからというもの、月は満腹のときは顔が明るく輝いているし、
おなかをすかせているときは暗くなるのだそうです。


参考文献  世界の太陽と月と星の民話  三弥井書店 





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