魔女コレクション 46 『魔法と猫と魔女の秘密』正木晃 [魔女コレクション]
こんにちは。太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。
小泉茉莉花とマリィ・プリマヴェラは太陽と月の魔女と名乗っているので、
只今魔女修行中です。
というわけで、「魔女!」という言葉にとても敏感。
映画・小説・グッズ、そして魔女のお話など
太陽と月の魔女がみつけた魔女にまつわるものを
ブログ【太陽と月の魔女】でご紹介していきたいと思います。
「魔女コレクション」第46回は、本のご紹介。
正木晃著『魔法と猫と魔女の秘密』(春秋社)。
…魔女コレクション43でご紹介した『魔女とほうきと黒い猫』と
混同してしまいそうなタイトルですねぇ。
『魔女とほうきと黒い猫』の帯には
「魔女の宅急便がもっと深く楽しめる!」とありましたが、
今回ご紹介する本のサブタイトルは「魔女の宅急便にのせて」。
あぁ…、「魔女の宅急便」はなんと人気があるんでしょう!
今回ご紹介する『魔法と猫と魔女の秘密』の著者は正木晃さん。
宗教学がご専門の学者さんです。
2003年3月発行となっていますから、
10年ほど前に書かれた本ということになります。
私は偶然、古書を見つけて手に入れました。
以下、章に従って内容をご紹介しましょうね。
第1章 西の魔女
魔女ってなんだろう、という考察からスタートして魔女裁判に至るまで、
ヨーロッパの魔女の歴史を語っています。
第2章 東の魔女
東洋ではどんな人が魔女とみなされるか。
インド、チベット、ネパール、そして日本に例をとります。
第3章 よみがえる魔女たち
~魔女っ子アニメを読み解く~
戦後のアニメや映画、テレビドラマに登場した歴代の魔女たちを語ります。
奥様は魔女のサマンサ、魔法使いサリー、セーラームーン、
もちろん魔女の宅急便のキキ!
第4章 猫の巻
魔女につきものの猫についての考察です。
ほらほら、面白そうでしょ!?
中でも出色だと思うのは、東洋の魔女について書かれている点。
あちこち探してみても、東洋の魔女を語る方に会ったことがないし、
もちろん文献も見当たりません。
それもそのはず、魔女というくくりはヨーロッパのものですから。
けれど、ヨーロッパで言うところの魔女的な存在は
東洋にもいたのです。
実在した魔女もいれば、女神だったりもするのですが。
そして日本には魔女はいない、とも書かれています。
もし、いるとすれば、それはインドから渡来した仏教の女神だとも。
さて最後の第4章では猫を扱っています。
「魔女の宅急便」のキキとジジを見てもわかるとおり、
魔女と猫は切っても切れない関係です。
猫と宗教・文化のかかわりを語っています。
…こう書くと、まるで難しい研究書かと思うかもしれません。
でも読みやすいので、ご心配なく。
ただ、たくさんの神様の名前が出てきて
混乱してしまいそうにはなるけれどね。
魔女のことを知りたいのならば
読んでおいても損はない一冊だと思いますよ。
小泉茉莉花とマリィ・プリマヴェラは太陽と月の魔女と名乗っているので、
只今魔女修行中です。
というわけで、「魔女!」という言葉にとても敏感。
映画・小説・グッズ、そして魔女のお話など
太陽と月の魔女がみつけた魔女にまつわるものを
ブログ【太陽と月の魔女】でご紹介していきたいと思います。
「魔女コレクション」第46回は、本のご紹介。
正木晃著『魔法と猫と魔女の秘密』(春秋社)。
…魔女コレクション43でご紹介した『魔女とほうきと黒い猫』と
混同してしまいそうなタイトルですねぇ。
『魔女とほうきと黒い猫』の帯には
「魔女の宅急便がもっと深く楽しめる!」とありましたが、
今回ご紹介する本のサブタイトルは「魔女の宅急便にのせて」。
あぁ…、「魔女の宅急便」はなんと人気があるんでしょう!
今回ご紹介する『魔法と猫と魔女の秘密』の著者は正木晃さん。
宗教学がご専門の学者さんです。
2003年3月発行となっていますから、
10年ほど前に書かれた本ということになります。
私は偶然、古書を見つけて手に入れました。
以下、章に従って内容をご紹介しましょうね。
第1章 西の魔女
魔女ってなんだろう、という考察からスタートして魔女裁判に至るまで、
ヨーロッパの魔女の歴史を語っています。
第2章 東の魔女
東洋ではどんな人が魔女とみなされるか。
インド、チベット、ネパール、そして日本に例をとります。
第3章 よみがえる魔女たち
~魔女っ子アニメを読み解く~
戦後のアニメや映画、テレビドラマに登場した歴代の魔女たちを語ります。
奥様は魔女のサマンサ、魔法使いサリー、セーラームーン、
もちろん魔女の宅急便のキキ!
第4章 猫の巻
魔女につきものの猫についての考察です。
ほらほら、面白そうでしょ!?
中でも出色だと思うのは、東洋の魔女について書かれている点。
あちこち探してみても、東洋の魔女を語る方に会ったことがないし、
もちろん文献も見当たりません。
それもそのはず、魔女というくくりはヨーロッパのものですから。
けれど、ヨーロッパで言うところの魔女的な存在は
東洋にもいたのです。
実在した魔女もいれば、女神だったりもするのですが。
そして日本には魔女はいない、とも書かれています。
もし、いるとすれば、それはインドから渡来した仏教の女神だとも。
さて最後の第4章では猫を扱っています。
「魔女の宅急便」のキキとジジを見てもわかるとおり、
魔女と猫は切っても切れない関係です。
猫と宗教・文化のかかわりを語っています。
…こう書くと、まるで難しい研究書かと思うかもしれません。
でも読みやすいので、ご心配なく。
ただ、たくさんの神様の名前が出てきて
混乱してしまいそうにはなるけれどね。
魔女のことを知りたいのならば
読んでおいても損はない一冊だと思いますよ。
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