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太陽と月の神話89 月女のやけどの跡 [太陽と月の神話]

月の魔女・小泉茉莉花です。

太陽と月にまつわるお話は世界中にたくさんあります。
太陽と月の魔女ブログでは、そんなお話をご紹介していきたいと思います。
今回ご紹介するのはアルゼンチンの月女のヤケドの跡です。

月は権力のある女でした。
その頃は女が男に命令していたのです。
男と女はそれぞれ別の家をもっていて、男は女の言う通りなんでもやっていました。

女にだまされていると気がついた男たちは女を殺すことにしました。
何もしらない7歳の女までの女の子たちは見逃してやり、後の女は殺したのです。

月は女でしたが、とても強かったので、男たちは殺すことができませんでした。
女たちにも命令していたほどだったので。。。。
天がとどろき、地上に降りてきたとき、男たちは月をつかまえました。
月はクロとよばれていたのです。
月をやっつけようと、男たちは火をいれました。
そのときのヤケドの跡が今も月にはあるのです。

天が怒ると男たちは恐ろしくなって女を逃がしてやりました。
月は大空に昇ると、空にくっついて二度と戻ってきませんでした。
女は半分魔女だったので、男たちがやろうとすることがわかったのです。
だから、男たちは女たちを恐れたのです。

他の女たちは全員死に、無垢な女の子たちだけが生き残ったのでした。

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