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太陽と月の魔女のおすすめ本 第33 回 まじないの文化史 新潟県立歴史博物館監修 [太陽と月の魔女のおすすめ本]

月の魔女・小泉茉莉花です。

太陽と月の魔女のおすすめ本をご紹介します。
太陽と月の魔女がどんな本を読んで星占いや魔女学をお勉強してきたか、
あるいは太陽と月の魔女の愛読書をご紹介いたします。
第33回は月の魔女・小泉茉莉花のおすすめ本。
「まじないの文化史」 新潟県立歴史博物館監修 河出書房新社

まじないの文化史.jpg


この本はたぶんツイッターで紹介されていたのをみて知ったような記憶があります。
呪い系は好物なので、すぐに買いました。

その昔、おまじないの記事のオーダーがとても多く、
おまじないの根拠を求めて、この手の本をたくさん読みました。
最近はおまじないはあまりみかけませんね。

まじないの文化史は新潟県立歴史博物館での
2016年の「おふだにねがいを―呪符ー」という展覧会の図録をベースに
作られた本です。
そのため、写真や絵がいっぱいで、とてもわかりやすい
展示では「人びとを幸せにする」おふだやまじない限定でしたが、
この本は、「人びとを不幸にするまじない」についてものっています。

第一章は呪いの古代史
第二章は呪いのかたち
第三章は呪文の言葉は急々如律令
第四章は生きている叙述
第五章は願をかける

おふだがメインです。
文を読むだけでなく、実際のお札の写真があるととても説得力があります。
2020年5月初版ですが、今やとても有名になった妖怪アマビエについてものっています。
お札を使って願いをかける一番よく知られている方法は七夕の短冊だそう。

何度読んでも新しい発見があって、楽しい本です。





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