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太陽と月の魔女のおすすめ本 第30回「占星術百科」ジェームス・R・ルイス(原書房) [太陽と月の魔女のおすすめ本]

こんにちは。
太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

太陽と月の魔女がどんな本を読んで星占いや魔女学をお勉強してきたか、
あるいは太陽と月の魔女の愛読書をご紹介いたします。
第30回は太陽の魔女マリィのおすすめ本。
ジェームス・R・ルイス著 鏡リュウジ監訳「占星術百科」です。

占星術百科.jpg



原著は1994年に、邦訳は2000年に発行されていますから,
かなり古い本にはなります。
実際、Amazonなどを検索しても古書の取り扱いしかなく、
定価4800円+税のところが、最低価格でも7800円となっています。
せっかくここでご紹介しても
手に入れようとしたら、かなりの高額になってしまいますね…。
そして、篤さが5センチほどと、分厚い!
簡単に「どうぞ!」とおすすめしてもいいものか、迷います。

それはともかく、少なくもこの本が出版された当時の、
あらゆる占星術用語の集大成。
その時から40年ほどたっている今でも、実に役に立つ本です。
いや、私にとっては、ですけれど。

もちろん、あいうえお順に用語が並べてあります。
そして、ごく初歩的な「○○座」なんて項目もあれば
聞いたこともない小惑星の項目がどっさりとある。
あるいはギリシア神話の神が取り上げられたページもあるし、
「アストロセラピー(臨床占星術)」という項は実に14ページもに渡って
詳細に解説されています。
というわけで、時折、読み物として開くこともあるのが、この本なのです。

けれど最もありがたいのが
知らない占星術用語が何をさしているのかを知りたいときに
まず間違いなく的確な説明が手に入ること。
たとえば「デイ・ホロスコープ」という記述が出てきて、
はて、これは…?と思ったとします。
迷わず「占星術百科」を開きます。
するとたった2行で説明が出てくる。
「昼のホロスコープ:昼のホロスコープとは
太陽が地平線より上にあるホロスコープをいう」!
なんて端的でしょう。
そして、なんてわかりやすい説明であることか。

確かに40年ほども前に著わされた本ですから
足りない項目も、きっとあるでしょう。
でも私には十分、いえ十二分!

もうひとつ、特筆すべきなのは
百科事典の形式をとっていますが、
挿絵や図が豊富なこと。
見開きごとに、というほどではありませんが、
モノクロ画像もあれば、鮮やかなカラー画像もあり。
時折、ただパラパラとこの本をめくっては楽しんでいる私です。



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