邪気を払う【お赤飯】

こんにちは。太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

月の魔女は獅子座生まれ。
今はまさに獅子座のシーズンですから、
お誕生日を迎えるわけです。
ハッピーバースデー、月の魔女！
というわけで今回は月の魔女をお祝いしようと、
お赤飯のレシピをご紹介します。

使う材料は２つだけ。
もち米と小豆です。

もち米は、ふつうのうるち米と同様、
悪霊退治に効果があります。
前にもお話したと思うのですが、
昔の日本では、夜泣きする赤ちゃんは悪霊にとりつかれていると信じられていました。
そこで赤ちゃんの枕元に米を用意し、
何かあった時には、その米を投げつけて
悪霊を追い払ったのだといいます。

小豆には邪気を払う力があります。
古来、呪術の道具や魔除けのために神様に捧げられてきました。
また、その赤い色には強いパワーが込められていると考えられ、
物ごとの始まりの時に食べて
生命パワーを奮い立たせていたのだとか。
さらに豆は、「魔（ま）を滅（め）する」という意味もあり、
悪霊払いや無病息災を願って食べたとも言われています。

そんな二重の魔除けパワーを持つお赤飯、
面倒臭がらず、折に触れて作ってみてはどうでしょう。


【お赤飯】

〈材料〉
もち米…3合
小豆…1/3カップ
ごま塩…適宜

〈作り方〉
①もち米をといで、ざるにあげておく
②小豆の5倍量の水で小豆を煮る。
③②が沸騰したら火を弱め、八分通りまで火が通す。
④①のもち米をボウルに移し、③の小豆と煮汁を加える。
煮汁だけでは足りないようなら、さらに水を加える。

⑤④を4～5時間ほど放置。
⑥蒸し器に湯を沸騰させ、濡れ布巾に水を切った④を入れて、
　強火で20～30分ほど蒸す。
⑦途中で一度、⑥をしゃもじで上下をひっくり返し、打ち水をする。
⑧好みの固さに蒸しあがったら、出来上がり！


※小豆は豆類の中では唯一、浸水させなくても炊ける豆です。
※ごま塩をかけて召し上がれ！

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