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太陽と月の神話121 死んだ太陽(ネギダール族) [太陽と月の神話]

こんにちは。太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

太陽と月にまつわるお話は世界中にたくさんあります。
太陽と月の魔女ブログでは、そんなお話をご紹介していきたいと思います。
第119回目の今回は、ロシア極東地方の先住民ネギダール族に伝わる
太陽にまつわる神話をご紹介しましょう。

はるか昔、空には太陽が3つありました。
そのため地上は炎に包まれていたのです。
ちなみに、石炭はその時代の名残だとか。

さて、ウジは、この世の最初の人間。
ウジは、3つの太陽のうち2つを弓矢で射殺しました。
それによって今のように空の太陽はたったひとつだけになったのです。
死んだ2つの太陽は、
生き残った太陽のそばに、影として寄り添ったのだとか。
ですから今も太陽の両脇には影が見られるということです。



参考:『太陽と月の伝説』森村宗冬・著(新紀元社)





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