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太陽と月の神話26 月からころげおちたうさぎ [太陽と月の神話]

月の魔女・小泉茉莉花です。
太陽と月にまつわるお話は世界中にたくさんあります。
太陽と月の魔女ブログでは、そんなお話をご紹介していきたいと思います。
本日ご紹介するのは月と関係が深いうさぎのお話。

昔、昔、月の世界で王子様たちが雪合戦をしていました。
夢中になって投げ合っているうちに、雪の玉のひとつが地球におちてしまいました。
雪の玉はやがて日光でとけてしまいます。
神様はせっかくきれいな白い雪の玉がきえてしまうのはおしいと思われました。
そこで、真っ白な雪の玉に目と鼻と口、長い耳、4本の足としっぽまでくっつけました。

この珍しい動物は地球にすむことになりました。
それがうさぎの誕生だといわれています。

(参考文献 星の神話伝説集 草下英明著 社会思想社)
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