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太陽と月の神話 6  太陽の神・ヘリオス [太陽と月の神話]

こんにちは太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

太陽と月にまつわるお話は世界中にたくさんあります。
太陽と月の魔女ブログでは、そんなお話をご紹介していきたいと思います。

今日はギリシア神話に登場する太陽神ヘリオスをご紹介しましょう。
先日ご紹介したアポロンも太陽神ですが、
ヘリオスもまたギリシア神話の太陽神です。
前回、月の魔女がご紹介した月の女神セレーネ、
それから暁の女神エオスは、ともにヘリオスの姉妹。

ヘリオスはゼウスに仕え、
太陽の馬車に乗って空を駆けていきます。
オリンポスの東の果ての宮殿に住み、
明け方になると4頭の輝く馬に引かせた太陽の馬車に乗り、
東の空から天へと駆け上り、
空を渡って西へと走り続けるのです。
夜には馬たちを休め、自分は小舟に乗って東へと戻っていきます。

いつも空から地上の全てを見ているため、
ヘリオスは何でも知っています。
愛と美の女神アプロディテが浮気しているのも目撃して
夫ヘパイトスにそれを教えてやったし、
冥界の王ハデスがペルセフォネを誘拐して地下の国に連れ去ったことを
ペルセフォネの母デーメテールに教えたのも、ヘリオス。

しかしヘリオスには罰する力がありません。
できるのは、この目で見た悪事をゼウスに伝えることだけ。
悪事はゼウスが罰したのです。

ヘリオスは、ギリシア語で太陽という意味。
Heliotrope=ひまわりは、太陽を追いかけて花の向きを変えることから
ヘリオスのHelioから生まれた言葉です。



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