太陽と月の神話 第134回 日食と月食ができたわけ [太陽と月の神話]
月の魔女・小泉茉莉花です。
太陽と月にまつわるお話は世界中にたくさんあります。
太陽と月の魔女ブログでは、そんなお話をご紹介していきたいと思います。
第134回目の今回は韓国のお話、日食と月食ができたわけです。
この世の片隅にカマクナラ(暗黒の国)がありました。
カマクナラは真っ暗なので、人々は憂欝でした。
カマクナラの王様は勇敢な火の犬に命じて、
この世を照らしている太陽と月を盗んできなさいと命じました。
火の犬は地上にいって、まず太陽を盗もうとかみつきましたが、
太陽があまりに熱かったので、のみこめずに吐き出してしまいました。
火の犬が太陽をのみこもうとしているとき、この世には太陽がなくなり、
日食というものが起こって日の光が暗くなりました。
火の犬は、太陽がだめだったので、今度は月を盗もうとして
月にかみつきました。
ところが、月はあまりに冷たかったので、飲み込めず吐き出してしまいました。
火の犬が月にかみついている間、この世には月がなくなって、
月食というものがおこって、月の光が暗くなりました。
参考文献 世界の太陽と月と星の民話 外国民話研究会 三弥井書店
太陽と月にまつわるお話は世界中にたくさんあります。
太陽と月の魔女ブログでは、そんなお話をご紹介していきたいと思います。
第134回目の今回は韓国のお話、日食と月食ができたわけです。
この世の片隅にカマクナラ(暗黒の国)がありました。
カマクナラは真っ暗なので、人々は憂欝でした。
カマクナラの王様は勇敢な火の犬に命じて、
この世を照らしている太陽と月を盗んできなさいと命じました。
火の犬は地上にいって、まず太陽を盗もうとかみつきましたが、
太陽があまりに熱かったので、のみこめずに吐き出してしまいました。
火の犬が太陽をのみこもうとしているとき、この世には太陽がなくなり、
日食というものが起こって日の光が暗くなりました。
火の犬は、太陽がだめだったので、今度は月を盗もうとして
月にかみつきました。
ところが、月はあまりに冷たかったので、飲み込めず吐き出してしまいました。
火の犬が月にかみついている間、この世には月がなくなって、
月食というものがおこって、月の光が暗くなりました。
参考文献 世界の太陽と月と星の民話 外国民話研究会 三弥井書店
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