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月讀宮 [魔女のサンクチュアリ]

太陽の魔女・マリィ・プリマヴェラ月の魔女・小泉茉莉花のお伊勢まいり。
最後に訪れたのは月の魔女がどうしてもおまいりしたかった月讀宮。
内宮から少し離れた場所にあります。

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月の魔女  月の魔女は伊勢神宮別宮の月讀宮(つきよみのみや)にとってもいきたかったの。内宮におまいりして、外宮におまいりして、月讀宮ってちょっと離れてるから本当におまいりにいけるんだろうかって、とってもどきどきしてたから、月讀宮に一歩踏み入れた時は本当に感動したわ。月讀荒御魂宮、月讀宮、伊佐奈岐宮、伊佐奈弥宮の4宮あわせて月讀宮とよばれていて、月讀宮から、月讀荒御魂宮、伊佐奈岐宮、伊佐奈弥宮という順序でおまいりさせていただいたんだけど・・・。これが正式なおまいりの順序だと後から知ったんだけど、よかったと思ったわ。
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太陽の魔女 あら、正式なお参りの順番があったのね。知らなかった…。それにしても月讀宮も素晴らしいところだったわね。人がいなくて(といったって、数人はいたんだけど)清浄なところだったわねぇ。鳥居のあたりからして空気が違ったものね。小さな森の入り口といった風情の鳥居だった。伊勢のお社はどこも皆、簡素というのか、きらびやかじゃなかったじゃない!? 無垢の木で作られていて。ここの月讀宮も同じで、4つの簡素なお社が並んでいて、それがまたいい感じだったよね。

月の魔女  そう、すごい変わったおまいりをしていた方がいて、月讀宮の前で大きく両手を広げていて、それがどういうことかはよくわからなかったけどね。でも、わかる、わかる、その感じ・・・って思った。前日にいった月夜見宮では、お参りしたときに上からズンっておさえられる感じがしたの。月讀宮では、月讀宮ではなくて、伊佐奈岐宮でお参りしたときに同じ感じがしたの。不思議な感じだったわ。

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太陽の魔女 やっぱり月の魔女は月夜見宮&月讀宮でナニカを感じるのねぇ。ワタシは、素晴らしいところだとこそ思ったものの、それ以上のものは感じなかったわ。そこが月の魔女と太陽の魔女との違いなのかなぁ…。社務所の窓ガラスに与謝野晶子が詠んだ歌が貼ってあったの。「夕月のひかりのごときめでたさよ 木立の中の月讀の宮」って歌。晶子の素直な感受性で詠った歌よね。ワタシたちが訪れたのはお昼間で、夕月が出てる時間じゃなかったけれど、あぁ、この歌の通りだわ、と思った。お月さまがうっすらと出ていて、ほの暗い月讀宮だったらば、本当にめでたさを詠いたくなりそう。

月の魔女 月の魔女は月讀宮で、お札とお守りをいただいたんだけど、守っていただいていると日々感謝しているの。でも、今でも伊勢神宮にお参りしたのは夢だったんじゃないかと思うぐらい現実感がないのが不思議よね。
月讀宮は内宮からちょっと離れたところにあって、歩くにはきつい。ということで行きは内宮からバスでいったのだけど、バスは1時間にそう何本もでてなくて、帰り、バスもこないし、タクシーも通らないしで、バス停で二人でたたずんでいたんだけど・・・。昔の人はすべて歩いたわけでしょう。とっても特別はおまいりだったんだなぁと実感したわ。
それでも、月讀宮に、また是非おまいりしたいと思うわ。

太陽の魔女 多分ね、昔の人のほうが今の私たちよりずっと足腰が強かったんでしょう。と言ったって、例えば江戸から歩いて伊勢まで往復しているわけで、こりゃあ大変なことよ。…高校生のとき、「ええじゃないか」をテーマに歴史のレポートを書いた記憶がある。江戸時代後期、大勢の庶民を巻き込んで、熱狂の中でお伊勢参りした…という民衆。庶民の鬱屈したエネルギーの爆発という現象だけど、その下地には、お伊勢参りの特別感があったのよね。お伊勢参りというだけで、黙って仕事を抜け出しても許されたというわ。私もまた是非、お伊勢参りをしたい。もちろん内宮、外宮はもちろんだけど、月讀宮も欠かせないわ。きっと、きっと行きましょうね。太陽と月の魔女の「ええじゃないか」ムーブメントだわ!


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