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太陽と月の魔女カードのシンボルにまつわるお話 第29回 マリーゴールド [太陽と月の魔女カードのシンボルにまつわる話]

こんにちは。
太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

太陽と月の魔女( 太陽の魔女=マリィ・プリマヴェラ月の魔女=小泉茉莉花)のユニットが2019年4月に発売した
「太陽と月の魔女カードwithフェニックス&ドラゴン」のカードのシンボルにまつわる
神話や伝説などをご紹介しましょう。

               
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第27回目は太陽カードから、24マリーゴールド。

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マリーゴールドは、オレンジ色や黄色の花を咲かせます。
そこから光り輝く太陽と関連づけられ、
太陽神アポロンの神話となって登場することが多いのです。
その中からふたつのお話をご紹介しましょう。

まずはカルタという人間の少女のお話。
カルタは輝く神アポロンに恋をしました。
朝から晩まで、いえ寝ている間もアポロンのことだけを考え、
アポロンのそばにいて、アポロンを見つめ続けることこそが
まさにカルタの生き甲斐だったのです。
太陽神アポロンは朝日とともに姿を現します。
そこでカルタは毎日、野原でアポロンが出てくるのを待ち続けました。
ただひたすらアポロンを待ち続けるだけの日々だったので、
カルタの体は徐々に弱っていき、終いには体が消えてしまい、
とうとう魂だけになってしまったのです。
そして、その魂もまた、すーっと太陽に吸い込まれてしまいました。
カルタのいた場所には1本のマリーゴールドが咲いていたのだとか。

もうひとつは、美少年クレムノンのお話。
太陽神アポロンは非常に美しく、男らしい神様。
男性からも熱い支持を受けていました。
クレムノンもアポロンを慕っていたひとり。
毎日、太陽であるアポロンを見詰め、幸せを味わっていました。
その熱愛を受け、アポロンもまたクレムノンを愛おしいと思うようになります。
ところがアポロンとクレムノンの相思相愛状態を知った雲の神は
強い嫉妬を覚えてしまい、
太陽を雲で覆い隠してしまったのです。
それも何日もの間。
敬愛し、慕っていたアポロンに会えなくなったクレムノンは深く嘆き、
8日後には悲しみのあまり、死んでしまいます。
クレムノンの死を知ったアポロンは、
彼の愛に応えるため、その亡骸をマリーゴールドに変身させ、
花として愛でてやったということです。


posted by taiyonomajo at nice!(3)  コメント(0) 
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