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太陽と月の魔女カードのシンボルにまつわるお話 第27回 ほうき [太陽と月の魔女カードのシンボルにまつわる話]

こんにちは。
太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

太陽と月の魔女( 太陽の魔女=マリィ・プリマヴェラ月の魔女=小泉茉莉花)のユニットが2019年4月に発売した
「太陽と月の魔女カードwithフェニックス&ドラゴン」のカードのシンボルにまつわる
神話や伝説などをご紹介しましょう。

               
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第27回目は太陽カードから、19ほうき。

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ほうきは、言わずと知れた魔女の乗り物。
魔女たちはほうきにまたがって空を飛び、
魔女の宴会・サバトに出かけたのだと、まことしやかに伝えられてきました。

フランスにはこんな言い伝えがあります。
女性が出産をするとき、
その産屋の隅にほうき2本、逆さまに立て、
それぞれのほうきの上に塩を3つかみずつ載せておくと安産になる、と。

ほうきを逆さまにするのは、魔女の魔力を封じ込めるためなのだそうです。
また塩は浄化のために。
そして3つかみというのは、キリスト教の三位一体のこと。
つまり唯一絶対の神が
父なる神と、子キリストと、聖霊との3つの姿となって現れたもの、
という考え方がもとになっています。
こうやって邪を払い、
無事に赤ちゃんが生まれてくるのを待つ、いわば願掛けというわけです。

日本にも、ほうきのおまじないがあります。
長居する客に困ったら、ほうきの先を手ぬぐいで覆い、
逆さまに立てておくというもの。
ほうきはゴミを掃き出す道具ですから、
客を掃き出すために。
そして長居するという状況をひっくり返すために
逆さまに立てておくのだとか。

いずれにしても、ほうきは洋の東西を問わず、
身近な生活道具です。
それだけに世界各地でさまざまなまじない道具としても活躍したのでしょうね。


参考:「迷信俗信大百科」学習研究社
 

posted by taiyonomajo at nice!(3)  コメント(0)