太陽と月の魔女カードのシンボルにまつわるお話 第23回 オレンジ [太陽と月の魔女カードのシンボルにまつわる話]
こんにちは。
太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。
太陽と月の魔女( 太陽の魔女=マリィ・プリマヴェラ&月の魔女=小泉茉莉花)のユニットが2019年4月に発売した
「太陽と月の魔女カードwithフェニックス&ドラゴン」のカードのシンボルにまつわる
神話や伝説などをご紹介しましょう。
第23回目は太陽カードから、26オレンジ。
ギリシア神話の中には「黄金のリンゴ」が登場します。
この黄金のリンゴ、実はオレンジのことなのだと言われています。
そこで、今回は黄金のリンゴ=オレンジが登場する神話を。
アタランテーは美しい女性でしたが、まるで少年のよう。
足がとても速く、競走してもたいがいの男性には勝てるほどでした。
アタランテーは「結婚すればその身はほろびる」という神託を得ていました。
美しく魅力的な彼女にはたくさんの求婚者がいたのですが、
神託を聞い入れたため、すべての男性をはねのけていたのです。
「私に競走で勝ったならば結婚しましょう。
でも競争に負けた方は罰として死んでいただきます」
…そんな条件をつけて。
そして実際にアタランテーと走り、負けて死んだ者も何人かいたのです。
あるときの競走のこと。
アタランテーと数人の男性が競い合ったのですが、
その中にヒッポメネースがいました。
ヒッポメネースはアタランテーの姿をこのうえなく美しいと思い、
何としても競走に勝ちたいと考えた末、
愛と美の女神アプロディーテーに祈りました。
するとアプロディーテーはその願いを聞き入れ、3つの黄金のリンゴを与えました。
そして使い方を指南したのです。
さて、いざアタランテーとヒッポメネースの競走が始まります。
最初は勝っていたヒッポメネースがですが、途中で息苦しくなり、
アタランテーに追い抜かれてしまいます。
そこで黄金のリンゴをひとつ投げました。
するとアタランテーはビックリして、それを拾い、
その間にヒッポメネースはアタランテーを追い抜きました。
しかしアタランテーは力を2倍にしてまたも彼に追いつきます。
そこで彼はまた黄金のリンゴを投げました。
こうすること3度。
ヒッポメネースはアタランテーに勝ったのです!
実はアタランテーはヒッポメネースの美しさに心を動かされていたため、
ふたりはすぐに恋仲となりました。
そして、ふたりの幸福のことばかりを考えるようになたっということです。
参考:「ギリシア・ローマ神話」大久保博訳(角川文庫)
太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。
太陽と月の魔女( 太陽の魔女=マリィ・プリマヴェラ&月の魔女=小泉茉莉花)のユニットが2019年4月に発売した
「太陽と月の魔女カードwithフェニックス&ドラゴン」のカードのシンボルにまつわる
神話や伝説などをご紹介しましょう。
第23回目は太陽カードから、26オレンジ。
ギリシア神話の中には「黄金のリンゴ」が登場します。
この黄金のリンゴ、実はオレンジのことなのだと言われています。
そこで、今回は黄金のリンゴ=オレンジが登場する神話を。
アタランテーは美しい女性でしたが、まるで少年のよう。
足がとても速く、競走してもたいがいの男性には勝てるほどでした。
アタランテーは「結婚すればその身はほろびる」という神託を得ていました。
美しく魅力的な彼女にはたくさんの求婚者がいたのですが、
神託を聞い入れたため、すべての男性をはねのけていたのです。
「私に競走で勝ったならば結婚しましょう。
でも競争に負けた方は罰として死んでいただきます」
…そんな条件をつけて。
そして実際にアタランテーと走り、負けて死んだ者も何人かいたのです。
あるときの競走のこと。
アタランテーと数人の男性が競い合ったのですが、
その中にヒッポメネースがいました。
ヒッポメネースはアタランテーの姿をこのうえなく美しいと思い、
何としても競走に勝ちたいと考えた末、
愛と美の女神アプロディーテーに祈りました。
するとアプロディーテーはその願いを聞き入れ、3つの黄金のリンゴを与えました。
そして使い方を指南したのです。
さて、いざアタランテーとヒッポメネースの競走が始まります。
最初は勝っていたヒッポメネースがですが、途中で息苦しくなり、
アタランテーに追い抜かれてしまいます。
そこで黄金のリンゴをひとつ投げました。
するとアタランテーはビックリして、それを拾い、
その間にヒッポメネースはアタランテーを追い抜きました。
しかしアタランテーは力を2倍にしてまたも彼に追いつきます。
そこで彼はまた黄金のリンゴを投げました。
こうすること3度。
ヒッポメネースはアタランテーに勝ったのです!
実はアタランテーはヒッポメネースの美しさに心を動かされていたため、
ふたりはすぐに恋仲となりました。
そして、ふたりの幸福のことばかりを考えるようになたっということです。
参考:「ギリシア・ローマ神話」大久保博訳(角川文庫)