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魔女の秘密 第2回 月の女神 ヘカテ [魔女の秘密]

月の魔女・小泉茉莉花です。

「魔女はどうやって空をとぶの?」
「魔女に頼んだら惚れ薬を作ってくれるの?」
魔女について知りたいことはいっぱいありますよね?
でも、それはひ・み・つ。
なんですけど。。。ほんの少しだけお教えしましょう!
第2回は月の女神ヘカテ。別名・魔女の女王といいます。

ギリシャ神話の月の女神といえば、アルテミスが有名ですが、
もうひとりヘカテという月の女神がいるのはご存じでしょうか?

月の明るく輝いている面を象徴するのが、アルテミスとするならば、
暗く閉ざされた闇の部分を象徴するのがヘカテ。

ヘカテは、さまざまな顔をもっています。
最高神ゼウスから信頼されて、大地、荒海、星空を支配する偉大なる女神。
黄泉の国の王ハデスさえも、手が下せない最高の権力を持つ冥界の女王、
そして、恐ろしい妖怪と、冥界の番犬ケルベロスを従えて人々を苦しめる魔女の女王。
まるで月がさまざまにその姿を変えていくようにヘカテにはいくつもの物語があります。

魔女の女王・ヘカテは魔女たちが集会を開いている
十字路や三叉路にケルベロスを引き連れて現れます。
満月の晩にはおそなえものをして、ヘカテの心をしずめないと人々に悪さをする
恐ろしい存在でした。

そんなヘカテですが、もともとはゼウスとヘラ(諸説あり)の間に生まれた娘でした。
アルテミスの従妹だといわれています。
それが、母であるヘラへのちょっとした悪戯から、天界をおわれ、
冥界の女王となったのです。

そして、魔女たちがヘカテをあがめたことから、
魔女たちにとって、最も身近な存在になりました。
現在でも、ウイッカの間では、信仰の対象になっているのだそうです。








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