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太陽と月の魔女のおすすめ本 恋のホロスコープレッスン メープル・ピンドット著@文化出版局 [太陽と月の魔女のおすすめ本]

月の魔女・小泉茉莉花です。

新企画・太陽と月の魔女のおすすめ本。
太陽と月の魔女がどんな本を読んで星占いや魔女学をお勉強してきたか、
あるいは太陽と月の魔女の愛読書をご紹介いたします。
第5回は月の魔女・小泉茉莉花のおすすめ本。
この本は84年に出版されたものなので、今、手に入れるのはとても難しいでしょう。
それをおすすめ本にするのはどうかとも思ったのですが、
月の魔女が原稿を書くのに大変参考になったのでご紹介いたします。

恋のホロスコープレッスン.jpg

この本がでた84年前後から占いの原稿を書き始めました。
恋のホロスコープレッスンは占星学教科書と表紙に書いてある通り、
太陽星座は10度ごとに3分割、
月星座・金星星座・火星星座が12星座にある場合についても解説されています。

初心者にはそれもとてもお勉強になるのですが、
何より文章が楽しい。
教科書というより、面白い読み物です。

初期の私の文章は固いとかまじめとかいわれていて、
雑誌の記事としては、
ちっともおもしろくないとよくいわれていたので、
こんな風に書けばいいのかとまさに目から鱗の発見でした。

この本を何度も何度も繰り返し読んだので使いこまれた感がすごくあります。

現在では、ネットの星占い記事も多くなって、
12星座をきっちり均等に書かなくていいようになりました。
枠にはまらないスタイルの星占いをたくさん読むことができますが、
このころはまだきっちり文字数通りが当たり前でした。
(今でも文字数きっちり書く癖はなおりませんが。。。)

星占いを学ぶ方はまず教科書的な本から入ると思いますが、
それだけでは、占い記事は書くのは難しいと思います。
なかでも、占いライターを目指す方がいたら、
この本のような読んで楽しい面白い読み物のような占い本をたくさん読んでください。
今はそんな本がたくさんでていると思います。

で、それをまねするのではなくて、いろいろ読んで、自分のスタイルを確立しましょう。

占い記事を書く仕事に必要なのは持久力。
とてもきついお仕事です。
でも、それを読んでくださった方が明るい未来を描くことができたら、
とても嬉しい。

月の魔女も初心にかえって、最近は開くことがなかったこの本をもう一度読んでみようと
思います。




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