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太陽と月の魔女カードのシンボルにまつわるお話 第7回 猫とフクロウに姿をかえる魔女 [太陽と月の魔女カードのシンボルにまつわる話]

月の魔女・小泉茉莉花です。 太陽と月の魔女( 太陽の魔女=マリィ・プリマヴェラ月の魔女=小泉茉莉花)のユニットが2019年4月に発売した
「太陽と月の魔女カードwithフェニックス&ドラゴン」のカードのシンボルにまつわる
神話や伝説などをお話する新企画です。
               
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第7回は月カードから17猫と18フクロウ。グリム童話の「ヨリンデとヨリンゲル」
というお話です。

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昼はフクロウや猫に姿をかえ、夜は人間の姿に戻る魔女が森の古城に住んでいました。
魔女は娘をみつけては鳥に姿をかえてしまい、城の中には何千もの鳥かごがあると
いわれていました。

ヨリンデという美しい娘とその許嫁であるヨリンゲルが森の中で道に迷い
魔女の城のそばにいったためにヨリンデが夜なきウグイスに姿を変えられてしまいます。
フクロウがヨリンゲルのまわりをぐるぐるとまわり、
ヨリンゲルは動けなくなってしまいました。
ヨリンデは魔女に城に連れ去られ、ヨリンゲルの魔法はとけましたが、
どうしようもありません。

恋人を失ったヨリンゲルは夢をみました。
血のように赤い花の中に真珠のような朝霞が輝く花を手にいれれば魔法がとけると。。。
ヨリンゲルは山にのぼって赤い花を探して、魔女の城にむかいます。
花の力で魔法は破られ、ヨリンゲルは無事ヨリンデを救い出すことができました。

このお話にでてくる魔女は悪い魔女として描かれています。
グリム童話にはいい魔女、悪い魔女、魔法使いといろいろなお話があります。
太陽と月の魔女が師とあおぐドイツの魔女研究家・西村佑子先生はグリム童話の研究家でもあり、
お話をたくさんきかせていただき、自分もグリム童話を読んだのに、
いまだきっちり身についていないふがいない生徒ですが、
こうやって記事を書くことによって少しはお勉強できるのではないかと
思っています。
魔女に興味のある方は「グリム童話の魔女たち」 西村佑子著、洋泉社を
是非読んでみてください!



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