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太陽と月の神話 第224 回 麦束で月をふさごうとした泥棒 [太陽と月の神話]

月の魔女・小泉茉莉花です。

太陽と月にまつわるお話は世界中にたくさんあります。
太陽と月の魔女ブログでは、そんなお話をご紹介していきたいと思います。
今日はドイツに伝わるお話です。

男が盗みを働こうとしたけど、月がとても明るく輝いていたのでできなかったそうです。
そこで麦束で月をふさごうとしました。
でも、男がいくらふさいでも明かりをさえぎることはできませんでした。
なので、男が再び腕を月に突っ込もうとしたとき、深く入りすぎてしまい、
二度を出ることができなくなって今でも月の中にいるそうです。

参考文献 太陽と月と星の民話 外国民話研究会翻訳 三弥井書店
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