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太陽と月の神話179  アステカ最初の太陽 [太陽と月の神話]

こんにちは。太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

太陽と月にまつわるお話は世界中にたくさんあります。
太陽と月の魔女ブログでは、そんなお話をご紹介していきたいと思います。
今回は中央アメリカに伝わるアステカの太陽のお話です。

スペインによって征服されたメキシコの最後の帝国は
15~16世紀に栄えたアステカ。
アステカの人々は、今、天空で光を放っている太陽は
実は5番目の太陽であり、
その前には4つの太陽が順に登場したと考えていました。

その最初の太陽は、テスカポリトカ。
またの名を「土の虎」と呼ばれていた太陽神です。

テスカポリトカが太陽として輝いていたのは676年間。
その時代、地上にはドングリを主食とする巨人族が暮らしてました。
ところがテスカポリトカは巨人をひとり食べ、ふたり食べ…と
次々と食い殺し、
しまいには巨人族全員を食べてしまったため、
世界は滅亡してしまったということです。

その後、2番目、3番目、4番目と太陽が出現するのですが
そのお話はまた次回。

4つの太陽が消えたあとには
5つ目の太陽が世界に登場します。
そのお話は、太陽と月の神話80「アステカの太陽神トナティウの誕生」をご参照ください。



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