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太陽と月の神話175 バダク族の射日神話(インドネシア) [太陽と月の神話]

こんにちは。太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

太陽と月にまつわるお話は世界中にたくさんあります。
太陽と月の魔女ブログでは、そんなお話をご紹介していきたいと思います。
今回はインドネシアのスマトラ島に住むバダク族に伝わる神話をお伝えしましょう。

創造神ムラ・ジャディは、9つの太陽のうち8つを弓矢で打ち抜きました。
残った太陽は1つ。
ところが夜になると沈んで姿を隠してしまうため、
それまでのように四六時中、植物に光を当てることができなくなってしまいました。
これは困ったことだと考えたムラ・ジャディは
改めてもうひとつ太陽を創ることにしました。
そして夜になると新しい太陽が空に昇るようにしたということです。


参考:「太陽と月の神話」森村宗冬(新紀元社)

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