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魔女のハーブ 第38回 マジョラム [魔女のハーブ]

こんにちは。
太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

魔女と言えばハーブを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
そう、ハーブ魔女を名乗る方もいるわけですし。
というわけで魔女がよく使うハーブをご紹介していきましょう。
第38回は、マジョラム。

s-マジョラム.jpg

地中海沿岸、アフリカ北部、アジア西南部が原産の多年草。
スイートマジョラムと呼ぶことが多いようです。

葉と茎をハーブとして利用し、
その用途はお茶、料理、健康維持など。

オレガノと同属で、
しかしオレガノよりも優しい香りがします。
またタイムにも似た香りがしますが、
より甘い香りを持っています。
その香りのせいか、愛と美の女神ビーナスが作った”幸せのハーブ”と呼ばれることも。
古代ギリシアや古代ローマでは幸福のシンボルとされ、
新婚夫婦の冠を作ったと言われています。
また中世になると神の力が宿る魔除けとして使われた記録も。

テルビネンという芳香成分を含み、
抗炎作用、抗ウイルス作用があると言われています。
さらには神経強壮作用、そして興奮作用も持つとされています。

トマトとの相性が非常によく、
生の葉を刻んでトマトと和えると非情に美味なサラダになるのだとか。
肉料理や魚料理に、臭み消しとて加えると
風味が増して美味しいようです。
ドイツ料理ではソーセージの香味付けに欠かせないハーブ。

妊娠中は使用を避けるべきとされています。


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