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太陽と月の魔女カードのシンボルにまつわる話 第20回ネコ 狐と猫 [太陽と月の魔女カードのシンボルにまつわる話]

月の魔女・小泉茉莉花です。 太陽と月の魔女( 太陽の魔女=マリィ・プリマヴェラ月の魔女=小泉茉莉花)のユニットが2019年4月に発売した
「太陽と月の魔女カードwithフェニックス&ドラゴン」のカードのシンボルにまつわる
神話や伝説などをお話する企画です。
               
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第20回は月カードから17 ネコ 、グリム童話の狐と猫のお話です。
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猫が森で狐と出会いました。
猫は考えました。
「この方は分別もあり、酸いも甘いもかみわけているし、世間でも一目おかれている」
そこで狐に愛想よく声をかけました。
高慢な狐は
「腹をすかせてネズミをおいかけている猫が、おそれおおくも俺様に声をかけるなんて
いったいどういう思いつきだ。お前は何ができるんだ」
「できることはひとつだけ、犬においかけられたら、高い木にのぼって逃げおおせます。
猫が答えます。
「たったそれだけか、俺様ができることは百をこえてる
おれについてこい。逃げる方法を知恵袋の中から教えてやる」
そこに狩人が犬を4匹つれて、やってきました。
猫は急いで木にのぼって隠れます。

「早く知恵袋をあけなさいよ。」猫が狐に声かけたときは
もう狐は犬たちにつかまっていました。

「おやまあ、百もできることがあるのに。。。
私みたいに木にのぼれれば命をおとさずすんだのにね」


参考文献 グリム童話集2 講談社文芸文庫 

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