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太陽と月の魔女カードのシンボルにまつわるお話 第10回 ハロウィーン [太陽と月の魔女カードのシンボルにまつわる話]

こんにちは。
太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

太陽と月の魔女( 太陽の魔女=マリィ・プリマヴェラ月の魔女=小泉茉莉花)のユニットが2019年4月に発売した
「太陽と月の魔女カードwithフェニックス&ドラゴン」のカードのシンボルにまつわる
神話や伝説などをご紹介しましょう。

第8回目は太陽カードから、07ハロウィーン。。

sun7ハロウィーン・.jpg


スコットランドでは、妖精は草地の丘に住み、
その家はハロウィーンのときだけ人間に開放されると言われていました。
その逆に、妖精もまたハロウィーンの夜だけは自分の住処を離れ、
人間界を訪れることができたそうです。

さて、ある年のハロウィーンの夜のこと。
二人の若者が灯りがともった家に行き着きました。
その家の中にはどんちゃん騒ぎをする人がいっぱい。
それを見た若者のひとりは、すぐに中に入り、
一緒に踊り、浮かれ始めました。

ところが残ったもうひとりの若者は
ここはひょっとしたら妖精の住処かもしれないと思い、
戸口に針を刺し、それから中に入ったのです。
まさにそこは妖精の家だったので、
そうすることで妖精の力を衰えさせることができ、
あとから入った若者は無事に逃げ出せたのです。

ところが最初に入った不用心な若者は、1年もの間、
妖精の住処に閉じ込められたまま。
翌年のハロウィーンがやってきたときには
その妖精の家で、依然として踊り、浮かれていた若者の姿が見られたということです。
そして、若者は骨となり、バラバラに砕けて散っていったのだとか…。


参考:リサ・モートン「ハロウィーンの文化誌」原書房

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