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太陽と月の神話 第220 回 罪と罰 [太陽と月の神話]

月の魔女・小泉茉莉花です。

太陽と月にまつわるお話は世界中にたくさんあります。
太陽と月の魔女ブログでは、そんなお話をご紹介していきたいと思います。
今日はウクライナに伝わるお話。

復活祭というのは大事なお祭りなので、人間ばかりでなく、
家畜でさえ、クリーチ(甘食パン)のお清めがすむまで食べては
いけないのです。

ある男がこれを気にもせず、夜明け前に干し草をやりにいったのですが、
干し草の下には弟が寝ていたのでした。

干し草をとろうとして、男は弟を突き刺してしまいました。
人々がこのような罪を悔いるように、神様はこの兄弟を月に立たせたのだそうです。

参考文献 太陽と月と星の民話 外国民話研究会翻訳 三弥井書店
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