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太陽と月の神話191  太陽に化けた三本足のカラス(新潟県十日町) [太陽と月の神話]

こんにちは。太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。

太陽と月にまつわるお話は世界中にたくさんあります。
太陽と月の魔女ブログでは、そんなお話をご紹介していきたいと思います。
今回は、新潟県十日町に伝わる太陽にまつわるお話です。

そもそも太陽は、空にひとつだけ。
その時代は平和な日々が続いていました。

ところがある頃から太陽がふたつになってしまったのです。
それというのも、三本足のカラスが太陽に化けたからだったのですが、
そのせいで次々と病人が出るようになってしまいました。
人々は不安でたまりません。

そこで俵藤太(たわらのとうた・平将門を追討した藤原秀郷の別名)が
ふたつの太陽を見比べ、
色の薄いほうこそ偽物の太陽に違いないと判断し、
弓で射たところ、
太陽はあれよあれよという間に三本足のカラスの姿に戻り、
地上に落ちてきた、ということです。


参考:『太陽と月と星の神話』三弥井書店


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