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羊のお寺・玉川大師 [魔女のサンクチュアリ]

こんにちは。太陽の魔女マリィ・プリマヴェラです。
太陽の魔女=マリィ・プリマヴェラ月の魔女=小泉茉莉花
東京・世田谷区瀬田にある玉川大師へ。
羊年にちなんだお寺へ初詣です。


月の魔女 初詣は毎年干支にまつわる神社やお寺におまいりすることにしているのよね。
イラストレーターさんで同じことしている方がいて、
その方に教えていただいたのが、玉川大師。
羊の狛犬がいるという。。。
で、二子玉川へ。
駅からちょっと歩くんだけど、いつもいってるところをぬけていくと商店街があったりして、
とても新鮮だったわね。
こんなところにこんなお寺がという感じ。

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太陽の魔女 うん、二子玉川っておしゃれな街ってイメージだけど、
下町みたいな商店街が続く。
その先に、まるで埋もれるようにして玉川大師。
妙な感じだったわ。
それと知らなければ見逃してしまうようなお寺さんだったわね。

月の魔女 そうそう。コンパクトだけど、いろんなものがある印象だった。
羊の狛犬とか、仏像とか、長寿の銅鑼とか。。。。
冒頭のイラストレーターさんによると大きな鏡餅が飾られていたらしいけど、なかったわよね?

IMG_6499.jpg


IMG_6498.jpg

太陽の魔女 鏡餅!? なかったわね。
松の内を過ぎてからの初詣だったからかしら…。
羊の狛犬、ちょっとボロだったけれど、ちゃんと右と左に鎮座してたわね。
なぜ玉川大師に羊がいるのかってことだけど、
弘法大師が真言密教の悟りに至るまでの心あり方を示した中に
「異生羝羊心」つまり「牡羊が、ただひたすら淫欲と草をむさぼり食べることしか念頭にない」
という状態があるんですって。
それにちなんで、先代の住職が境内に羊像を置いたのだとか。
だから狛犬というよりも、いましめの意味があるんでしょうね。

月の魔女 鏡餅なかったよね。
やっぱり、余談だけど鏡餅には大きな海老が飾られていたんですって。
で、羊さん、入り口にあったわけではないので狛犬感があまりなかったわね。
ここは何といっても奥の院地下霊場があることがすごいのよね。
まっくらの中をてさぐりでいくんだけど、とってもこわい。
確か善光寺だったと思うんだけど、そこにもあったんだけど、
入れませんでした。
今回は頑張ったけど、やっぱりこわくて、
もう最初のところで太陽の魔女に先にいっていただきました。。。。

太陽の魔女 うふっ、先に行かせていただきました。
本当に真っ暗闇なんだもん、怖かったわ。
そのうえ道が曲がっていたりして、壁を伝っていかなければ、
とてもじゃないけど歩けない。
怖さのあまり、指示書きどおりに「南無大師遍照金剛」と唱えながら進んだわ。
全長100メートルあるんですって。
で、その道中にスポット的に明るい場所があって、
そこにほとんど無数と言えるくらいたくさんの仏像…。
ありがたさよりも、ものすごい所だと思ったわ。

月の魔女 そうそう。すごかったわね。
昔はあのくらい真っ暗だったわけでしょう。
道も歩けないから、夜は出歩かないよね。
だから月明かりは大事だったんだなと実感したわ。
満月なんて明るくて嬉しいよね。
今は電気をけしてもどこか明るいものね。
あの闇はすごかったわ。。。。いい経験だったわ。

太陽の魔女 おぉ~、月の魔女らしい感想だわ! 
漆黒の夜にあらわれる月。もう単純に嬉しいでしょうね。
でね、この地下霊場って、大日如来の胎内をあらわしていて、
四国88か所、西国33番、この両方の霊場のお大師様や観音様を
ことごとくお迎えしているのだそうな。
東京に居ながらにして四国88か所、西国33番の霊場巡りと同等のことができる! 
お手軽お遍路ってことだわね。
ほら、富士塚ってあるじゃない!? 富士山の形を模した塚。
あれも居ながらにして霊峰富士山に登ったのと同じこと。
難しい、でもありがたいことを手軽に実現させようという人間の発想力って、
ある意味、すごいよね。
 


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