恋の魔法（ワインに月のしずくを一滴）

月の魔女・小泉茉莉花です。

太陽と月の魔女カードにちなんだ魔法をご紹介する魔女の魔法。
今回、ピックアップするカードは「ワイン」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ワインといえば、すぐに思い浮かぶのがぶどう酒の神ディオニソス(バッカス）
月の魔女がこのお仕事を始めてまだまもない頃にとある雑誌からいただいたお題が
このディオニソスでした。
その頃は「ディオニソスって何？」ってぐらいなもので、しかも神話を紹介するだけではないので
ほぼ無茶ぶり。。。、
その記事が掲載された雑誌を今みると
よくこれだけのものを書いたなと今でも思います。

ディオニソスは恋の神様でもあります。
恋の神様として最も有名なアフロディーテが恋の欲求をかきたてる女神であるのに対して、
ディオニソスは人間のもっとも深い部分、恋する喜びをあたえてくれる陶酔の神様です。
人間が日常のいろいろなしがらみから心が解き放たれて、
本能の命ずるままに恋し、陶酔の世界に身をゆだねる手助けをしてくれる神なのです。

太陽と月の魔女カードをみると月の女神がワインの中に魔法の杖で
何やらいれています。
これは月のしずく。
真珠のことを月のしずくとも呼びます。
この名は月のしずくが貝にはいって真珠ができたという伝説からきています。
ワインに月のしずくを一滴いれると恋に効く媚薬に。

お酒をのめる年齢の方はワインを月をうつすようにかざして、
月のしずくを一滴いれてから飲みましょう。
未成年＆お酒をのめない人はぶどうジュースで代用してください。

ディオニソスは本能の命ずるままにひたむきに生き、恋する人間たちに
惜しみない愛を注いでくれる神なのです。
ただし、適量なら媚薬ですが。。。飲みすぎにはくれぐれもご用心。

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