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大みそか [魔女の季節便り]

月の魔女・小泉茉莉花です。

2012年もきょうでおしまい。
大みそかというと樋口一葉の「大つごもり」という小説を思いだします。
余談ですが、樋口一葉には「十三夜」という小説もあって、
大学時代、この本を読んで、15夜と13夜の両方お月見をしないことを片月見といって嫌うということを
知りました。

大みそかは大つごもりといい、これは月隠(つきごもり)がなまったもの。
すなわち、月が隠れる日。
毎月の月末のことです。
12月は一番最後なので大つごもり。
陰暦では、月末に月が隠れ、
新しい月は新月から始まるからです。

大みそかには年越しそばを食べて長寿を祈り、
除夜の鐘をならして、一年のけがれをきよめ、
新しい神様を迎える準備をします。
ただし、一夜飾りはよくないとされていますから、大みそかにばたばた準備するのは
やめておくほうがよさそうです。
29日も9が「苦」につながることからよくないとされています。
太陽と月の魔女カレンダー2013もすでにスタンバイしています。
                
20121229140234.jpg
 (月齢が一目でわかるカレンダー、アマゾン等で好評発売中) 


門松やしめ飾りは神様がおりてくる目印とされています。、
目印がないとおりてこられないので
家の前に飾っておきたいもの。

大掃除ができなかったあなたも、
歳神様をお迎えする玄関だけはきれいにしておきましょう。

2012年も太陽と月の魔女ブログを毎日更新できました。
読んでくださる方もどんどんふえてきて嬉しいかぎりです。

今年一年ご愛読ありがとうございました!
よいお年をお迎えください。



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