イースター

月の魔女・小泉茉莉花です。
イースターは春分の日の後の最初の満月の次の日曜日、今年は４月４日です。
イースターはキリストの復活を祝う行事で、その語源は春とあけぼのの女神エオストル。
春とあけぼのの女神エオストルの大事な宝物である卵がイースターのシンボルとなっています。

卵は新しい生命の象徴。
イースター・エッグはペイス・エッチングとよばれる採色卵で、
殻にさまざまな模様や絵がえがかれて、きれいに色づけされています。
ヨーロッパのある地方では、男性が女性に卵を贈り、
自分の気持ちを表現するという風習があるのだそう。
このエッグメッセージ、２個がごあいさつ、３個が感謝の気持ち、
４個がおつきあいしたい、５個が婚約、６個が結婚をあらわしているそうで、
卵がシンボルのイースターの日は特に、意思表示のチャンスなのだとか。。

イースターのもうひとつのシンボルがうさぎ。
ヨーロッパやアメリカではうさぎがイースター・エッグを運んでくるといわれていました。
ゲルマンではうさぎは大地の女神を春へと誘導する動物。
うさぎは月とも関係が深いので、イースターを月と関連づける説もあります。

月の魔女はずいぶん前にハワイにいったときにホテルの玄関にチョコレートでできた
うさぎが飾られていて、イースターというとそのときのことを思い出します。
日本ではいまひとつ盛り上がっていないイースターですが、
この日は早起きして、東の空をほんのりあかね色にそめながら
駆け抜けていくあけぼのの女神におはようのご挨拶を！
あなたの心にも春がおとずれますように。

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